速い球を打つ時に、インパクトの力が弱いと力負けしてしまい、飛距離を出すなど強い打球を打つことが出来ません。
筋力トレーニングをして手首を鍛える方法もありますが、「パワースルー」を使用すると効率良く、効果的にリスト強化をする事が出来ます。
パワースルーはメジャーリーグのスラッガーも愛用し、練習に取り入れている野球ギアになります。
飛距離を出すバッターはバッティングフォームや上半身、下半身を鍛えているだけではなくリストもしっかりと強化しています。
リストを強化する事は、強打者になるための必須条件と言えるのではと思います。
ここではパワースルーについて紹介したいと思います。
バッティングでリストを鍛えるメリット
リストを鍛える効果
リストを強化する事で、速い球にも力負けせずに打ち返す事ができ、打球の飛距離もアップします。
ミートの瞬間は必ずバットを返します。
この時に、リストが強いほど力強くバットを返す事ができ、力強い打球が打てたり、飛距離を出す事が出来ます。
肩の強さは生まれ持ったものがありますが、リストは鍛えれば誰でも強化する事ができます。
また、リストを鍛える事はバッティングだけではなく、送球にも良い効果を与えてくれます。
リストの鍛え方
ダンベルを使用し、手首の力だけで上下に動かしたりしてリストを鍛える方法があります。
しかし、まだ体ができていない小学生や中学生が行ってしまうと負担が大きく、故障の原因になってしまいます。
軽いダンベルを使用してリストを鍛えるのも1つの方法ですが、もっと効率よくリストを鍛える事ができるのが「パワースルー」になります。
それではパワースルーについて紹介したいと思います。
パワースルーについて
メジャーのスラッガーも愛用している
SKLZ (スキルズ) のトレーニンググッズで、約500gあるウエイトボールです。
パワーヒッティングに必要なリスト強化や前腕のトレーニングに最適です。
腰の回転、フォロースルーのイメージ確認にも良いです。
直径15cmで普通の野球ボールより重くて大きく作られており、衝撃に耐える材質・構造になっています。
メジャーのスラッガーの多くは、この「パワースルー」を使用して練習しているとの事です。
パワースルーの練習方法
ディーバッティングのスタンドを使用し、パワースルーを置いて打てば自分一人で練習する事が出来ます。
また、誰かに投げてもらいロングティーを行うのも効果的です。
パワースルーを遠くへ打つ練習をすれば自然と飛距離がアップする力強いバッティングフォームが身に付きます。
重量のあるボールなので、飛距離も20~30メートル程しかでないので、グラウンドの隅などでも練習できます。
パワースルーの効果
効率良く効果的なリスト強化が出来る
パワースルーを打つことによりボールが重いという事があり、自然とインパクトの瞬間に打球を飛ばす感覚、フォームを身に付ける事が出来ます。
力強く打たないと手首が負けてしまうので、手首が負けない打ち方を自然と身に付ける事ができるのです。
ボールの重さに負けずに手首を返せるようになり、強靭なリストに鍛え上げる事が出来ます。
ウエイトトレーニングでも手首を鍛える事はできますが、パワースルーを使ったトレーニングだと、打ちながら手首を鍛える事が来ます。
ですので、バッティングに必要な部分を打ちながら効率良く、効果的に鍛える事が出来るのです。
重たいボールと言えど、ビニール素材なのでケガをする程ではありません。
リストが弱いと、パワースルーを打った瞬間にバットを戻されるような感じになってしまいます。
「パワースルー」大きさや重さ
パワースルーは直径約15㎝、重さは約500gになります。
野球のボールよりも大きくて、重くできています。
衝撃にも耐える素材のため、力強くバッティング練習をする事が出来ます。
「パワースルー」でリスト強化のまとめ
いくら速いスイングができても、インパクト時手首が負けてしまうと力強い打球を打つことはできないし、飛距離を出す事が出来ません。
筋力トレーニングで手首を鍛える事も有効的ですが、「パワースルー」を使ってバッティング練習をする事がより効果的です。
野球においてリスト強化をするということは、速い球に負けづに打ち返すのに必要ですし、飛距離を出す事にも必要な事になります。
ダンベルを使用してリストを強化する方法もありますが、小学生や中学生が行ってしまうと負担が大きく、故障の原因になってしまいます。
そんな時に負担が軽く、効率良くリストを鍛えられるのがパワースルーになります。
実際にボールを打ちながら体の使い方を覚え、リストを強化する事が出来ます。
ティーバッティングのスタンドを使用すれば、一人で練習する事も出来ます。
誰かにボールを投げてもらえるのであれば、ロングティーをするとより効果的な練習になります。
「パワースルー」でリスト強化をしてみてはどうでしょうか。