プロ野球でもよく使われるようになった「TECHNICAL PITCH(テクニカルピッチ)」。
ピッチャーの投球データを解析できる硬式野球ボールとして注目を集めています。
2017年の秋のキャンプ頃から使用され始め、巨人、阪神、ソフトバンクなどが導入していました。
球速は数値で確認する事ができますが、ボールの回転数や回転軸などを確認するのは難しいです。
しかし、テクニカルピッチであれば、球速以外の数値を確認する事が出来ます。
ここではテクニカルピッチがどういう数値が確認できるのか、販売価格はいくらなのかを紹介したいと思います。
テクニカルピッチについて
テクニカルピッチとは
アクロディア社(Acrodea)が開発・販売している物で、プロ野球の硬式ボールと同じ材質、重さで作られている硬式ボールです。
革、縫い目、重さ、大きさ、ボールのコアを実際の硬式球に合わせているので、ピッチャーが違和感なくピッチングをする事ができます。
TECHNICALPITCH 発売記念記者発表会
テクニカルピッチの機能
テクニカルピッチに使用されているセンサーは、アルプス電気が開発した9軸センサー(3軸角速度センサー、3軸加速度センサー、3軸地磁気センサー)を内蔵しています。
アクロディア社によると、世界最高峰のセンサーという事です。
製品は電池式になっており、内蔵式で投球数1万の耐用が想定されています。
中高生の選手からアマチュアやプロでも使用する事ができます。
テクニカルピッチで計測できるのは
- TYPE(球種)
- SPEED(球速)
- SPIN(回転数)
- 3D Graphics(回転軸)
になります。
テクニカルピッチの使い方
テクニカルピッチを投げるだけで「回転数」「回転軸」「速度」「腕の振りの強さ、時間」「変化量」「球種」を内蔵されたセンサーで検出します。
Bluetoothを使ってスマートフォン(iOS、Android)にデータを転送し、その場ですぐ解析する事ができます。
また、データをクラウド上に置くことにより、過去のデータと比較する事ができます。
テクニカルピッチの評価
球速だけではなく、回転数や回転軸なども計測できるというテクニカルピッチですが、その評価や評判も気になると思います。
実際はどんな評価や評判が上がっているのでしょうか。
販売してすぐに完売
2017年9月に発売されましたが、2017年12月に完売となりました。
その後、2018年2月に再度販売開始となりましたが、その売れ行きをみるとかなり人気が高い事がわかります。
分析がしやすい
球速だけではなく、回転数や回転軸がわかるので、投球したストレートや変化球を分析する事ができます。
プロ野球の投手でも、140キロ程のストレートで三振を取るピッチャーがいます。
もちろん変化球との組み合わせや、配球により三振が奪えると言う事もありますが、テクニカルピッチを使用すれば回転数や回転軸が良いという事が分かる様になります。
投手の管理向上
球速以外の数値が分かる事により、投手のコンディション管理や育成方法が革新的に変わってきます。
投手の好調、不調を管理したり若手投手の育成を定量的に行う事ができるようになります。
また、スカウト面においても球のキレなどが数値で分かる様になり、良い投手を数値で計れるようになります。
➡テクニカルピッチの口コミや評判まとめ 投手の管理や育成に役立つデータが計測できる
テクニカルピッチ購入方法
投手の数値を計るにはとても便利ですが、値段がいくらなのか、購入方法はどうすればいいのかなど気になるとお思います。
ではまず、テクニカルピッチの値段から紹介したいと思います。
テクニカルピッチの値段
投手の球速だけではなく、回転数や回転軸も分かると言う事で、かなり高額な商品に感じます。
では実際の値段はいくらなんでしょうか。
アマゾンでの販売価格を見てみると29,700円となっています。
球速だけが計れるスピードガンも良い物になると20,000円程しますが、テクニカルピッチで計れるのは球速だけではなりません。
と思うと、29,700円はかなり安い金額の様に感じます。
テクニカルピッチを通販で購入
テクニカルピッチはAmazonで購入する事が出来ます。
人気商品のため、売り切れになってしまう可能性があるので、購入を希望している方は早めにお求め頂くのが良いと思います。
テクニカルピッチまとめ
テクニカルピッチについて紹介させて頂きました。
テクニカルピッチで計測できる数値は
- TYPE(球種)
- SPEED(球速)
- SPIN(回転数)
- 3D Graphics(回転軸)
これにより、球は速いのに打たれてしまうなんて場合は、回転数が少ないから伸びやキレがないんだ!という事が分かる様になります。
回転数が少ないという事が分かれば、今後の練習方法や育成がしやすくなります。
使い方は投げるだけで数値を計る事が出来るので、簡単に使用する事が出来ます。
購入はAmazonでする事が可能です。
チームに1つは欲しい野球用品ですし、投手であれば球速以外の数値も認識しておきたいですね。