ジャイロスティックは、正しい腕の振り方とリリースを身に着けるためにシャドウピッチングをする練習器具です。
よくタオルをもってシャドーピッチングをしたりしている人も多いと思いますが、ジャイロスティックを使用するのが主流になってきています。
ジャイロスティックは正しい腕の振り方をした場合は『ぴゅっ』と音が鳴るようになっています。
音を確認することにより、正しい腕の振りが出来ているかどうか分かります。
これにより効果的な練習をすることが出来ます。
ここではジャイロスティックについて紹介したいと思います。
ジャイロスティックについて
ジャイロスティックとは
ピッチング&スローイング調整練習グッズです。
投手のみならず、どのポジションでも投球動作の練習に最適です。
また、子供から大人まですべての年齢のプレイヤーの練習に使用する事が出来ます。
手に持って投球モーションをすることで、人体の仕組みに適った腕の振りを身につけることが出来ます。
正しい腕の振りをした時だけ音が鳴るように設計されてるので、理にかなったピッチングやスローイング動作を意識付けする事が出来ます。
ジャイロスティックの効果
正しい腕の振りをした時だけ音が鳴る設計になっているので、音を確認することにより正しい腕の使い方を意識付ける事が出来ます。
なんども繰り返しジャイロスティックを使用する事で、腕の振り、リリースポイントが安定し理想的なフォームを身に付ける事が出来ます。
ピッチャーであればボールのキレが増す、変化球のキレが増す事にも効果を発揮します。
ジャイロスティックの使い方
正しいシャドーピッチングの方法
中央に空いた穴に指を通して握ります。
ボールの縫い目に指をかけるような感じで軽く握ります。
そのまま投球動作に入ると、ボールリリースポイントで『ピッ』と音が鳴ります。
音が鳴らない場合は正しい腕の振りが出来ていないと言う事になるので、体温計を振るようなイメージを持つと良いと思います。
キレの良い音を出す方法
キレの良い音を出すために必要な方法は腕を力強く振る事でははありません。
キレの良い音を生み出すのは下半身から連動した動作によるものです。
腕には力を入れず、あくまでも下半身からの力を連動し骨盤のリードで勝手に腕が振られる感覚を持つことが大切です。
ジャイロスティックのまとめ
ジャイロスティックを使用して練習すれば正しい腕の振り方を意識付けする事ができ、タオルを持って練習するよりも効果的です。
ピッチャーだけではなく、すべてのポジションで有効で、年齢も子供から大人まで使用する事が出来ます。
ジャイロスティックを使用する事により、ストレートのキレ、変化球のキレが増す事に高い効果が期待できます。
音が鳴る確認をするだけで腕の振りが正しいかどうか確認できるので、一人で練習する事も可能です。
音が問題なく鳴る場合はよりキレの良い音が鳴るように練習すると良いと思います。
キレの良い音を出す方法は、腕を強く振る事ではなく、骨盤を使った下半身主導のフォームを身に付ける事です。
➡球速アップと変化球の切れ味が増す効果の高い骨盤の使い方と練習方法について
腕はあくまでも下半身のリードで勝手に振られているイメージです。
ジャイロスティックを使用してより効果的な練習をしましょう。