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プロ野球の監督一覧2027|12球団の新監督・続投と就任年数

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2027年のプロ野球の監督は、巨人の松井秀喜監督と中日の工藤公康監督が新任で、残る10球団は続投です(2026年10月27日確認)。

セ・パ別の表に、就任何年目・現役時代のポジション・2026年の順位・契約をまとめました。

楽天の吉井理人監督は2026年6月の途中就任なので、2027年は2年目です。

 

セ・リーグは2027年から指名打者制が始まります。

この記事は、シーズン中に監督が交代したら更新し、毎年秋に翌年版へ書き換えます。

 

2027年プロ野球12球団の監督一覧(早見表)

2027年の12球団の監督は、セ・リーグが藤川・松井・相川・新井・池山・工藤、パ・リーグが小久保・西口・新庄・岸田・サブロー・吉井の各監督です。

表の「続投・新任」の欄は、球団の発表文、または球団が発表したと報じられたものを「正式発表」、球団幹部の発言などを報道で確認したものを「報道」と書き分けています。

複数年契約の途中で、あらためての発表がない球団は「契約期間中」としています。

 

セ・リーグ6球団の監督一覧

セ・リーグは、2026年の順位の順に並べると次のとおりです。

球団 監督 2027年で何年目 続投・新任
阪神 藤川球児 3年目 続投(正式発表)
巨人 松井秀喜 1年目 新任(正式発表)
DeNA 相川亮二 2年目 続投(正式発表)
広島 新井貴浩 5年目 続投(報道)
ヤクルト 池山隆寛 2年目 続投(正式発表)
中日 工藤公康 1年目 新任(正式発表)

 

現役時代と2026年の成績、契約は次のとおりです。

球団 現役時代のポジション・NPBでの所属 2026年の順位(勝敗) 契約
阪神 投手・阪神 1位(79勝62敗2分) 2027年から新たに3年(2029年まで)
巨人 外野手・巨人 2位(76勝64敗3分) 3年
DeNA 捕手・横浜、ヤクルト、巨人 3位(71勝69敗3分) 年数の発表なし
広島 内野手・広島、阪神 4位(61勝78敗4分) 年数の発表なし
ヤクルト 内野手・ヤクルト 5位(61勝80敗2分) 2年契約の2年目(報道)
中日 投手・西武、ダイエー、巨人、横浜 6位(60勝81敗2分) 年数の発表なし

 

パ・リーグ6球団の監督一覧

パ・リーグも、2026年の順位の順に並べています。

球団 監督 2027年で何年目 続投・新任
ソフトバンク 小久保裕紀 4年目 続投(契約期間中)
西武 西口文也 3年目 続投(正式発表)
日本ハム 新庄剛志 6年目 続投(正式発表)
オリックス 岸田護 3年目 続投(正式発表)
ロッテ サブロー 2年目 続投(報道)
楽天 吉井理人 2年目(2026年6月から) 続投(正式発表)

 

現役時代と2026年の成績、契約は次のとおりです。

球団 現役時代のポジション・NPBでの所属 2026年の順位(勝敗) 契約
ソフトバンク 内野手・ダイエー(ソフトバンク)、巨人 1位(91勝49敗3分) 2028年まで
西武 投手・西武 2位(79勝60敗4分) 年数の発表なし
日本ハム 外野手・阪神、日本ハム 3位(78勝62敗3分) 年数の発表なし
オリックス 投手・オリックス 4位(65勝76敗2分) 年数の発表なし
ロッテ 外野手・ロッテ、巨人 5位(63勝77敗3分) 年数の発表なし
楽天 投手・近鉄、ヤクルト、オリックス、ロッテ 6位(58勝84敗1分) 年数の発表なし

 

「NPBでの所属」は、日本のプロ野球でプレーした球団だけを書いています(米大リーグなどは含みません)。

 

2027年に監督が替わる球団は巨人と中日

2027年に監督が替わるのは、巨人と中日の2球団です。

  • 巨人: 2026年10月23日に、松井秀喜監督の就任を発表
  • 中日: 2026年10月15日に、工藤公康監督が就任会見

 

2026年のシーズン途中に指揮官が替わった球団(巨人・楽天)

2026年のシーズン途中に一軍の指揮官が替わったのは、巨人と楽天の2球団です。

球団 交代の時期 シーズン途中から指揮をとった人 2027年の扱い
巨人 5月26日から 橋上秀樹監督代行 松井秀喜監督が就任(新任)
楽天 6月10日から監督代行、6月19日から新監督 塩川達也監督代行のあと、吉井理人監督 吉井監督が続投

 

吉井監督はそのまま2027年も指揮をとるので、この記事では「続投」として扱っています。

 

セ・リーグ6球団の監督と注目点

セ・リーグは、連覇した阪神の藤川監督が2029年までの新しい契約を結び、巨人と中日が新監督で2027年を迎えます。

 

阪神 藤川球児監督(3年目)

藤川監督は、2026年に阪神を球団初のセ・リーグ連覇に導きました。

クライマックスシリーズのファイナルステージでは、DeNAに敗れました。

 

球団は10月26日に、2027年から新しく3年契約(2029年まで)を結んだと発表しています。

それまでの報道では「来季が契約の最終年」とされていたので、古い記事とは情報が違います。

球団社長は延長の理由として、セ・リーグで始まる指名打者制への備えを挙げています。

 

巨人 松井秀喜監督(1年目)

松井秀喜監督の契約は3年で、背番号は90です。

チームは10月30日に始動します。

 

2026年は5月26日に阿部慎之助前監督が辞任し、橋上秀樹監督代行のもとで2位に入りました。

1年目は、阪神との差を埋めることが大きなテーマになります。

就任の発表や、現役時代の実績は別の記事にまとめています。

➡ 松井秀喜が巨人監督に就任

 

DeNA 相川亮二監督(2年目)

DeNAは10月5日に、相川監督と来季の契約を結ぶと発表しました。

相川監督は、横浜・ヤクルト・巨人でプレーした捕手出身の監督で、12人の中で捕手出身はひとりだけです。

2026年は3位から、クライマックスシリーズで阪神に勝って日本シリーズに進みました。

捕手というポジションの奥深さは、こちらの記事で紹介しています。

➡ 歴代捕手ランキング

 

広島 新井貴浩監督(5年目)

新井監督の続投は、9月22日にオーナーが明言し、本人も会見で続投について話しています(球団の正式な発表文は確認できていないため「報道」としています)。

Number は、いったん辞意を伝えたあと、オーナーの説得で続投を決めたと報じています。

2026年は4位で、3年連続のBクラスでした。

5年目の2027年は、Aクラスへの復帰が問われるシーズンになります。

 

ヤクルト 池山隆寛監督(2年目)

池山監督は10月20日にオーナーへシーズンの報告をし、来季の目標を「Aクラス、優勝」と語りました。

球団は10月25日に、池山監督を含む2027年のコーチングスタッフを発表しました。

共同通信は、関係者の話として、2年契約の2年目になると報じています。

 

2026年のチーム本塁打は83本で、12球団で最も少ない数でした。

現役時代は「ブンブン丸」と呼ばれた強打の内野手だっただけに、打線の立て直しに注目が集まります。

 

中日 工藤公康監督(1年目)

中日は、9月29日に井上一樹前監督が辞任を表明し、10月15日に工藤監督の就任会見を開きました。

工藤公康監督の背番号は81で、目標には「最終的に優勝」を掲げています。

工藤監督はソフトバンクで7年指揮をとり、日本一に5度輝いています。

現役時代に中日でプレーしたことはなく、外から来た監督がチームをどう変えるかが見どころです。

 

野球評論家のひとこと(工藤監督が最初に手をつけそうなこと)

工藤監督はソフトバンクで2015年から7年指揮をとり、日本シリーズを5度制しました。

現役時代は40代後半まで投げ続けた投手で、体の使い方やコンディションづくりへのこだわりはよく知られています。

2026年に最下位だった中日では、まず投手陣の役割分担をはっきりさせ、故障で離脱する選手を減らすところから手をつけるのではないか、と筆者は見ています。

もうひとつ注目したいのが、指名打者制の経験です。

パ・リーグで7年間、指名打者のある野球を戦ってきた監督が、セ・リーグの指名打者制1年目にちょうど就任します。

具体的な方針は、秋季キャンプや春のキャンプでの本人の発言を待ちたいところです。

 

セ・リーグ6球団の2026年ドラフトの指名結果は、こちらにまとめています。

➡ ドラフト2026結果セ・リーグ編

 

パ・リーグ6球団の監督と注目点

パ・リーグは6球団すべてが続投で、リーグ3連覇のソフトバンクを、2位に上がった西武などが追う形です。

 

ソフトバンク 小久保裕紀監督(4年目)

小久保監督は2026年、ソフトバンクを60年ぶりのリーグ3連覇に導きました。

南海時代の1964〜66年以来の3連覇で、福岡に移ってからは初めてです。

契約は2026年からの3年契約で、2028年まで続きます。

日本シリーズでは、セ・リーグのDeNAと対戦しています。

 

西武 西口文也監督(3年目)

西武は10月12日に、球団社長が西口監督の続投を発表しました。

2026年は5位から2位に順位を上げ、交流戦では球団として初めて優勝しています。

交流戦は14勝3敗1分、勝率.824で、交流戦の歴代最高勝率でした。

現役時代を西武だけで過ごした投手出身の監督で、3年目は優勝が目標になりそうです。

 

日本ハム 新庄剛志監督(6年目)

日本ハムは10月8日に、新庄監督との契約更新を発表しました。

2022年から指揮をとっていて、2027年で6年目です。

12人の監督の中で、いちばん長く同じ球団を率いているのが新庄監督です。

2026年は3位でした。

 

オリックス 岸田護監督(3年目)

オリックスは10月3日に、岸田監督と来季の契約を結ぶと球団の公式サイトで発表しました。

2026年は故障者が多く、4位に終わっています。

 

ロッテ サブロー監督(2年目)

ロッテは10月6日に、球団社長が試合後の取材でサブロー監督の留任を明言しました(球団の正式な発表文は確認できていないため「報道」としています)。

2026年は5位で、チーム打率と出塁率はリーグで最も低い数字でした。

2年目は、点を取る形をどう作るかが課題になります。

 

楽天 吉井理人監督(2年目・2026年6月から)

楽天では2026年6月10日から三木肇前監督が休養し(塩川達也ヘッドコーチが監督代行)、双方で協議して退団が決まりました。

球団は6月17日に吉井理人監督の就任を発表し、吉井監督は6月19日から指揮をとっています。

背番号は81で、ロッテで3年監督を務めた経験があります。

2026年は最下位に終わったので、2027年は1年を通して指揮をとる最初のシーズンとして、立て直しが期待されます。

 

パ・リーグ6球団の2026年ドラフトの指名結果は、こちらにまとめています。

➡ ドラフト2026結果パ・リーグ編

 

12人の監督を比べてわかること

2027年の12球団監督の現役時代のポジションと就任年数

 

12人を並べると、投手出身が5人といちばん多く、就任1年目と2年目の監督が半分を占めます。

 

投手出身が5人、捕手1人、内野手3人、外野手3人

現役時代のポジションで分けると、次のようになります。

ポジション 人数 監督
投手 5人 藤川(阪神)、工藤(中日)、西口(西武)、岸田(オリックス)、吉井(楽天)
捕手 1人 相川(DeNA)
内野手 3人 新井(広島)、池山(ヤクルト)、小久保(ソフトバンク)
外野手 3人 松井(巨人)、新庄(日本ハム)、サブロー(ロッテ)

 

投手出身の監督は、セ・リーグに2人、パ・リーグに3人です。

セ・リーグの阪神・中日と、パ・リーグの西武・オリックス・楽天で、12人中5人が投手出身です。

 

生え抜きと他球団出身

NPBでの現役時代を、いま率いている球団だけで過ごしたのは、藤川(阪神)・松井(巨人)・池山(ヤクルト)・西口(西武)・岸田(オリックス)の5人です。

一方、工藤監督(中日)と吉井監督(楽天)は、現役時代にプレーしたことのない球団を率います。

ほかの5人は、いまの球団と、ほかの球団の両方でプレーした経験があります。

 

就任年数の長い順

2027年で何年目かを長い順に並べると、新庄監督の6年目、新井監督の5年目、小久保監督の4年目と続きます。

3年目は藤川・西口・岸田の3人、2年目は相川・池山・サブロー・吉井の4人です。

1年目は、松井監督と工藤監督の2人です。

楽天の吉井監督は2026年6月からの途中就任なので、「2年目」でも1シーズンを通して指揮をとるのは2027年が初めてです。

 

セ・リーグは指名打者制の1年目

セ・リーグでは、2027年から指名打者制(DH制)が始まります。

2025年8月4日のセ・リーグの理事会で決まりました。

投手が打席に立たなくなるので、打順の組み方や、投手の交代のタイミングが変わります。

12人の監督を、パ・リーグで指名打者制の采配をした経験があるかどうかで分けると、次のとおりです。

区分 監督(2027年の球団) パ・リーグで監督を務めた年
パ・リーグで経験あり 工藤(中日) 2015〜2021年(ソフトバンク)
パ・リーグで経験あり 吉井(楽天) 2023〜2025年(ロッテ)、2026年6月〜(楽天)
パ・リーグで経験あり 新庄(日本ハム) 2022年〜
パ・リーグで経験あり 小久保(ソフトバンク) 2024年〜
パ・リーグで経験あり 西口(西武) 2025年〜
パ・リーグで経験あり 岸田(オリックス) 2025年〜
パ・リーグで経験あり サブロー(ロッテ) 2026年〜
セ・リーグで初めて 藤川(阪神)、相川(DeNA)、新井(広島)、池山(ヤクルト)、松井(巨人) なし

 

中日の工藤監督は、パ・リーグで指名打者制を戦った経験を持って、セ・リーグの指名打者制1年目を迎えます。

「セ・リーグで初めて」の5人は、交流戦などを除くと、シーズンを通して指名打者制で戦うのは2027年が初めてです。

打順の基本的な考え方は、こちらの記事で紹介しています。

➡ 野球の打順の決め方

 

野球評論家のひとこと(投手出身の監督と指名打者制1年目)

パ・リーグは1975年から指名打者制を採用しており、セ・リーグは2027年、半世紀あまり遅れて同じルールで戦うことになります。

指名打者制のない野球では、投手の打順で代打を出すために、まだ投げられる投手を交代させる場面がありました。

それがなくなると、継投は打順の都合ではなく、投手の状態で決める比重が大きくなります。

12人のうち投手出身は5人で、工藤・西口・岸田・吉井の4人は、パ・リーグで指名打者制の采配を経験しています。

セ・リーグの藤川監督にとっては、シーズンを通して指名打者制で戦うのは2027年が初めてです。

阪神の球団社長が契約延長の理由に指名打者制を挙げたように、各監督が打順と継投をどう組み替えるかは、2027年のセ・リーグの大きな見どころになりそうです(ここは筆者の見方です)。

 

プロの監督から少年野球の指導に生かせること

プロの監督のやり方で少年野球にいちばん生かしやすいのは、選手に自分で考えさせる指導です。

 

自分で考えさせる指導

吉井監督は、高校時代の恩師から学んだ、選手の自己決定を尊重する指導を大切にしてきたと語っています(デイリースポーツ)。

吉井監督には『最高のコーチは、教えない。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018年)という著書もあります。

答えをすぐに教えるのではなく、「今のプレーはどうだった?」と聞いて、選手に言葉にさせるやり方です。

少年野球でも、練習のあとに1人1つずつ「今日うまくいったこと」と「次に直したいこと」を話してもらうだけで、選手が自分のプレーをふり返る習慣がつきます。

良い指導者と悪い指導者の違いは、こちらの記事でまとめています。

➡ 少年野球の良い指導者と悪い指導者

 

プロ出身者がアマチュアの監督になるには

元プロ野球選手が高校や大学の監督・コーチになるには、学生野球資格の回復が必要です。

研修を受けて資格を回復すれば、母校などで指導できるようになります。

手続きの流れは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

➡ 元プロ野球選手が高校野球の監督、コーチになるには?

 

よくある質問

Q. 2027年の新監督は誰?

A. 巨人の松井秀喜監督と、中日の工藤公康監督の2人です。

 

Q. いまの球団でいちばん長く指揮をとっている監督は?

A. 日本ハムの新庄剛志監督で、2027年で6年目です。

監督経験の通算では、ソフトバンクで7年指揮をとった中日の工藤監督のほうが長くなります。

 

Q. 2026年のシーズン途中に監督が替わった球団は?

A. 巨人と楽天です。

巨人は5月26日から橋上秀樹監督代行が指揮をとり、楽天は6月に吉井理人監督が就任しました。

 

Q. 松井監督の契約は何年?

A. 3年です。

 

Q. セ・リーグの指名打者制はいつから?

A. 2027年のシーズンからです。

 

Q. 監督の年俸はいくら?

A. 監督の年俸は、ほとんどの球団で公表されていないため、この記事では扱っていません。

 

まとめ

2027年のプロ野球の監督は、巨人の松井秀喜監督と中日の工藤公康監督が新任で、残る10球団は続投です。

現役時代のポジションは投手出身が5人といちばん多く、いまの球団でいちばん長く指揮をとっているのは日本ハムの新庄監督(6年目)です。

セ・リーグは2027年から指名打者制が始まるので、各監督の打順と継投に注目です。

 

この記事は、2026年10月27日時点の情報です。

シーズン中に監督が交代した場合は更新します。

松井監督の就任については、こちらの記事でくわしく紹介しています。

➡ 松井秀喜が巨人監督に就任

 

参考にした資料(2026年10月27日確認): NPB 2026年セ・リーグ順位表/NPB 2026年パ・リーグ順位表/NPB セ・リーグの指名打者制の導入(2025年8月4日)



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