中田翔さんの野球教室「Aim for the Top」は、2026年8月に名古屋市港区でオープンした小・中学生向けの教室です。
月謝は低学年17,000円・高学年18,000円・中学生19,000円(税込)で、平日の夕方から夜に1回80分のレッスンを行っています(公式予約ページ、2026年10月28日確認)。
指導は元プロのコーチが中心で、中田さんは不定期で指導に参加しています。
教室を選ぶときは、元プロかどうかよりも、教え方・人数・総額・通いやすさを体験レッスンで比べるのが近道です。
前半で教室の場所・料金・申し込み方を、後半で野球スクール選びの7つのチェックを紹介します。
中田翔の野球教室「Aim for the Top」とは
中田翔さんの野球教室は、中田さんが監修する小・中学生向けの野球スクール「Aim for the Top BaseBall School」です。
どんな教室か
Aim for the Topは、名古屋市港区にある屋内の野球教室です。
練習場は青いドーム型の建物で、中には人工芝が敷かれ、打撃マシンが置かれています(中日スポーツ)。
建物は幅12m・長さ25m・高さ5mで、雨の日でも練習できます。
対象は小学生と中学生で、5月の報道では「レベルは問わない」と紹介されていました。
開校までの流れ
開校の時期は、報道によって「5月」と「8月」の両方が出てきますが、分けると次の3段階です。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2026年5月 | 中田さんがインスタグラムで開校を発表し、体験レッスンの受付を始める |
| 2026年7月 | インスタグラムで練習場の中を公開 |
| 2026年8月 | 練習場がオープン |
表は、報道と、施設を建てた会社の発表をもとに整理しました。
監修する中田翔さんの経歴
中田翔さんは、大阪桐蔭高から2007年の高校生ドラフト1巡目で日本ハムに指名された強打者です。
2008年に入団し、1軍では日本ハム(2009〜2021年)、巨人(2021〜2023年)、中日(2024〜2025年)でプレーしました。
NPB公式の記録では、通算1784試合・1579安打・309本塁打・1087打点・打率.248です。
2014年(100打点)、2016年(110打点)、2020年(108打点)と、パ・リーグの打点王に3回輝いています。
2025年限りで現役を引退し、最後に在籍した中日の地元・名古屋で野球教室を始めました。
遠くへ飛ばせる打者を目指すなら、まずは体の開きを抑える打ち方から身につけましょう。
場所・対象・クラス・料金
教室は名古屋市港区にあり、平日の16時から21時50分まで、小学生・中学生のクラスを80分ずつ行っています(公式予約ページ)。
場所とアクセス
場所は名古屋市港区です。
報道によると、あおなみ線の稲永駅から歩いて約10分で、青いドームが目印です。
くわしい場所は、公式の予約ページやインスタグラムで確認してください。
車で送り迎えをする場合は、駐車場があるか、何台止められるかを事前に問い合わせておくと安心です。
対象とクラス・時間
クラスは低学年(小1〜3)・高学年(小4〜6)・中学生の3つに分かれています。
公式ページでの営業は月〜金の16時〜21時50分で、土日は休みです。
1回のレッスンは80分です。
5月の報道では、低学年は16時から、高学年は17時30分から、中学生は19時からと紹介されていました。
グループレッスンは希望の曜日と時間を予約する形で、定員を超えたときは抽選になります。
土日が休みなので、週末はチームの練習や試合、平日はスクールという組み合わせがしやすい時間割です。
軟式・硬式のどちらのクラスがあるかは公式ページに書かれていないため、入会前に教室へ確かめてください。
料金(月謝・入会金・年会費)
月謝などの料金は、公式予約ページで次のように案内されています(税込、2026年10月28日確認)。
| コース | 料金 | 1回の時間 |
|---|---|---|
| 低学年(小1〜3) | 月17,000円 | 80分 |
| 高学年(小4〜6) | 月18,000円 | 80分 |
| 中学生 | 月19,000円 | 80分 |
| パーソナル(完全マンツーマン) | 1回28,000円 | 80分 |
| トレーナーのパーソナル | 8,000円〜 | ― |
低学年には、小2・小3が高学年のクラスで受ける料金プラン(17,000円)もあります。
コースの変更や解約は前月までに問い合わせる決まりで、低学年は前月20日までです。
入会金・年会費・月に何回受けられるかは、公式ページに記載がありません。
ネット上には入会金などの金額を書いたまとめ記事もありますが、公式の案内ではないので、必ず教室に直接問い合わせてください。
パーソナルレッスンとトレーナーの指導
金曜日はパーソナルトレーニングの日で、コーチと1対1で80分、守備・打撃・投球を教わることができます(1回28,000円)。
スポーツトレーナーによるパーソナル(トレーニング・リハビリ・ボディケア)もあり、金曜の13時〜21時に8,000円からで受けられます。
トレーナーのパーソナルは、スクール生でなくても申し込めます。
指導するコーチ
コーチは、元中日の加藤竜馬さんと、元広島の中神拓都さんの元プロ2人が中心です。
加藤さんは公式ページのコーチ欄に、中神さんは予約ページのスタッフ欄に名前が出ています。
中田さんは、公式ページで「不定期で指導に参加」と案内されています。
2026年9〜10月の報道では、生徒は約160人とされています。
元プロ選手がアマチュアを指導する仕組みについては、こちらの記事で紹介しています。
体験レッスンの内容と申し込み方法
体験レッスンの今の内容と料金は、公式ページに載っていません。
体験の内容と料金
2026年5月の報道(First-Pitch)では、体験レッスンは約80分(技術指導60分と説明20分)で、料金は1,500円と紹介されていました。
ただ、これは開校を発表したころの情報です。
今も同じ内容・料金かどうかは、教室に確かめてください。
申し込みの手順
申し込みは、公式インスタグラムと、公式の予約ページ(STORES)から行います。
- 公式インスタグラム(aimforthetop.baseballschool)で最新のお知らせを見る
- 予約ページで、学年に合ったコースを選ぶ
- グループレッスンは希望の曜日・時間を選んで予約する(定員を超えたら抽選)
5月の報道では、軟式クラスの低学年・高学年の体験が定員に達し、追加の日程を調整していたと伝えられています。
今の空き状況はわからないため、通わせたいと思ったら早めに問い合わせておくと安心です。
体験に持っていく物
持ち物は公式ページに書かれていないため、申し込むときに教室に確認してください。
屋内の人工芝で練習するので、一般的には次のような物があると安心です。
- 動きやすい服装と運動靴
- 自分のグラブ
- 飲み物とタオル
スパイクやバットを持ち込めるかは教室によって違うので、自己判断で持っていかず、事前に確認しましょう。
中田翔さんが野球教室を開いた理由と思い
中田さんは、野球界に恩返しをしたいという思いと、野球をする子どもが減っていることへの危機感から、野球教室を開いたと語っています(中日スポーツ、2026年9月)。
「野球界に恩返しを」
中日スポーツによると、中田さんは日本ハム時代の監督・栗山英樹さんから、野球界に恩返しをするよう言われていたことが、ずっと頭に残っていたそうです。
野球人口の減少にも危機感があり、まずは子どもに「野球は楽しい」と感じてもらうきっかけを作りたいと考えたと伝えられています。
なぜ名古屋なのか
東海テレビの報道では、第2の人生を始めるなら、現役の最後にお世話になった球団の地元でという考えから、名古屋を選んだと伝えられています。
自費で建てた施設と、教え方
練習場は、土地の購入から建物まで中田さんが自費で用意し、費用は数億円にのぼったと報じられています。
教え方では、子どもが自分で考えて野球に取り組めるように支えることを大切にしているそうです。
報道によると、有名選手の打ち方をまねする子がいても頭ごなしに否定せず、まず研究してきたことを認める伝え方を心がけているといいます。
的に当てるとごほうびがもらえるなど、ゲームの要素を入れた練習もあるそうです。
「否定から入らない」「楽しさから入る」は、家庭やチームでの声かけにもそのまま使える考え方です。
子どもの野球教室・スクールの選び方

野球スクールは、名前の知られた指導者がいるかどうかだけで決めず、体験レッスンで次の7つを確かめて選ぶのがおすすめです。
中田さんの教室に限らず、どの教室を比べるときにも使える見方です。
そもそもスクールは必要?チームとの違い
スクールは「必ず必要」なものではなく、チームでは足りない部分を補うために使うものです。
チームは試合の経験や、仲間と1つの目標に向かう経験ができる場所です。
スクールは少人数で、打つ・投げる・捕るといった個人の技術を、時間をかけて教わる場所です。
どちらが上ということはなく、「試合に出たい」「バッティングを伸ばしたい」など、子どもの目的で使い分けます。
チームに入っていない子が、まず野球に慣れる場としてスクールを使うのもよい方法です。
野球を続けることの良さは、こちらの記事でまとめています。
1. コーチの経歴より「教え方」を見る
いちばん大事なのは、コーチの経歴よりも教え方です。
コーチの経歴がどれだけ立派でも、子どもに合った言葉で教えてくれるかどうかは、実際に見てみないとわかりません。
体験では、次の3つを見てください。
- 子どもにわかる言葉で、短く説明しているか
- できたことをほめてから、直す点を伝えているか
- 1回の体験で、フォームをいきなり大きく変えようとしていないか
良いコーチかどうかの見分け方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。
2. 1人のコーチが見る人数
次に見るのは、1人のコーチが何人を見ているかです。
人数が多いと、待ち時間が長くなり、1人ずつのアドバイスも短くなります。
体験の時間のうち、自分の子が実際に何回打ったか、何球投げたかを数えてみると、教室ごとの違いがよくわかります。
3. 料金は月謝だけでなく総額で比べる
料金は、月謝だけでなく1年間の総額で比べましょう。
月謝のほかに、入会金・年会費・スポーツ保険・ウェアや道具の代金がかかる教室もあります。
月に何回受けられるかを確かめて、1回あたりいくらになるかで比べると、本当の負担がわかります。
公式ページに書かれていない費用は、入会前に必ず問い合わせて、メモに残しておくと安心です。
4. 通いやすさ(曜日・時間・送り迎え)
教室選びで意外と大事なのが、通いやすさです。
平日の夕方か夜か、学校や塾が終わってから間に合うか、駅から歩けるかを確認します。
送り迎えが必要な場合は、保護者が1年間続けられる距離と時間かどうかも考えましょう。
どんなに良い教室でも、通うのが負担になると長続きしません。
5. チームの練習・試合と両立できるか
チームに入っている子は、チームとの両立ができるかを確かめます。
たとえば「土日はチーム、平日にスクールを週1回」のように、野球をしない日を週に1日以上残せる組み方が目安です。
チームとスクールを合わせて毎日のように投げ続けると、肩やひじを痛める原因になります。
全日本軟式野球連盟は2026年シーズンから、学童(小学生)の投手が投げる数に、1日の上限に加えて1週間の上限も設けています。
| 学年 | 1日 | 1週間 |
|---|---|---|
| 4年生以下 | 60球以内 | 180球以内 |
| 5・6年生 | 70球以内 | 210球以内 |
これはチームの指導者と大会に向けた決まりで、スクールでの投球まで数えるとは書かれていません。
それでも、チームとスクールを合わせた1週間の量を、家庭でもざっくり把握しておきましょう。
チームの監督にもスクールに通うことを伝えておくと、練習の量を調整しやすくなります。
6. 成長期のけがへの配慮
小・中学生は骨が成長している途中なので、けがへの配慮がある教室を選びましょう。
体験では、次の点を見てください。
- 投げる数を数えたり、上限を決めたりしているか
- 始めにウォーミングアップ、終わりにストレッチの時間があるか
- 子どもが「痛い」と言い出しやすい雰囲気か
- 夏の暑さ対策(空調・水分補給・休憩の時間)があるか
- スポーツ安全保険などの保険に入っているか
- 大きな声でしかったり、罰で走らせたりしていないか
肩・ひじ・腰などに痛みが出たときは投げるのをやめて練習を休み、早めに整形外科などの医師に相談してください。
野球ひじは痛みが出る前に見つかることもあるので、地域の野球ひじ検診があれば受けておくと安心です。
野球評論家のひとこと(体験レッスンでいちばん見てほしいところ)
体験レッスンでいちばん見てほしいのは、上手な子よりも、うまくできなかった子にコーチがどう声をかけているかです。
失敗した直後のひと言に、その教室が結果を求めているのか、成長を見守っているのかが表れると筆者は見ています。
次に見てほしいのは、80分の中で投げたり打ったりする量が、子どもの学年に合っているかどうかです。
これからの指導では、試合の球数だけでなく、チームとスクールを合わせた1週間の量で考える姿勢が当たり前になっていくと筆者は考えています。
子どもが「痛い」と言ったときにすぐ休ませてくれる教室なら、安心して任せられるはずです。
7. 体験レッスンの使い方
最後は、体験レッスンを上手に使うことです。
できれば2〜3か所の体験に行き、同じ見方で比べましょう。
保護者が見学できるか、質問にていねいに答えてくれるかも、教室を見分ける材料になります。
いちばん大事な決め手は、体験のあとに子どもが「また行きたい」と言うかどうかです。
よくある質問
中田翔さんの野球教室について、保護者が気になりやすい点をまとめました。
野球未経験・初心者でも入れる?
5月の報道では、対象は小・中学生で「レベルは問わない」と紹介されていました。
今の受け入れの条件は、申し込むときに教室へ確認してください。
中田翔さんは毎回教えてくれる?
毎回ではありません。
公式ページでは、中田さんは「不定期で指導に参加」と案内されています。
ふだんの指導は、元プロのコーチが中心です。
名古屋市外・県外からも通える?
住んでいる場所による制限は、公式ページでは確認できませんでした。
レッスンは平日の夕方から夜なので、学校が終わってから間に合うか、送り迎えが続けられるかで判断しましょう。
選び方の「4. 通いやすさ」も参考にしてください。
軟式・硬式どちらのクラスがある?
5月の報道では軟式クラスの体験が定員に達したと伝えられていますが、今のクラス分けは公式ページに書かれていません。
中学で硬式に進みたい子などは、入会前に教室に確認してください。
軟式と硬式の違いは、こちらの記事で紹介しています。
➡ 少年野球チームに入るならリトルリーグに入った方が良い?硬式と軟式ボールの違い
スクールは何年生から始めるのがいい?
何年生からが正解ということはありません。
低学年のうちは、技術よりも「野球が楽しい」と思えるかを基準に選ぶのがおすすめです。
高学年や中学生になって「ここを伸ばしたい」という目的がはっきりしてから、スクールを使い始める子も多くいます。
まとめ
中田翔さんの野球教室「Aim for the Top」は、2026年8月に名古屋市港区でオープンした小・中学生向けの屋内の教室です。
月謝は低学年17,000円・高学年18,000円・中学生19,000円で、平日に1回80分のレッスンを行っています。
体験の内容と料金・入会金・月の回数は公式ページに記載がないので、申し込む前に教室へ問い合わせてください。
野球スクールは、コーチの教え方・人数・総額の料金・通いやすさを、体験レッスンで比べて選びましょう。
チームとの両立と成長期のけがへの配慮も、忘れずに確かめてください。
最後の決め手は、子どもが「また行きたい」と言うかどうかです。
この記事は、2026年10月28日時点の情報です。
元プロ選手の第2の人生については、こちらの記事でも紹介しています。
参考にした資料(2026年10月28日確認): Aim for the Top 公式予約ページ/NPB公式 中田翔/全日本軟式野球連盟 学童部の1週間の投球数制限