冬になると、試合はほとんどしなくなり体作りのシーズンになります。
冬の練習方法で春先に伸びる選手と伸びない選手が出てくるほど、シーズンオフの練習方法は大切になります。
ピッチャーであればどういった練習をすれば良いのか、どういった練習が効果的なのか。
しっかりとした練習をする事で、球速アップも可能ですしコントロールにも磨きがかかります。
ここでは、オススメな冬のトレーニングを紹介したいと思います。
下半身の強化
下半身の強化はピッチャーのトレーニングにおいて、基本的な事であり重要な事です。
コントロールを安定させるのも、球速をアップさせるにも下半身の強化は必須です。
では、シーズンオフにするトレーニングはどんな事が良いのでしょうか。
ダッシュ
走り込みをして下半身を鍛えるのは基本になります。
とくにダッシュをこなす事で瞬発性を強化する事が出来ます。
50メートル程のダッシュを何本も行ったり、外野のフェンス際をダッシュしたり軽く流したりするのも効果的です。
日本一走ると言われている早稲田大学の野球部は、50メートルダッシュを130本こなすそうです。
長距離
短距離の走り込みだけではなく、長距離の走り込みも重要になります。
短距離とは違う部分を鍛えるので、短距離と長距離両方行う事が効果的です。
寒い冬にコンクリートの上を走ると、足首や膝を痛めてしまう事があります。
走る前にはしっかりとアップを行い、最初はゆっくりと走り出し体が温まってきたら徐々にペースを上げるのが良いと思います。
また、長距離を走る場合は足首や膝を傷めないように専用のランニングシューズを履くのが良いと思います。
こちらのナイキのランニングシューズはクッション性が高くてオススメです。
ランニングシューズをクッション性の高い物にするだけで、かなり怪我防止になると思います。
フォーム固め
シャドーピッチング
シャドーピッチングはフォーム固めを行うために重要なトレーニングになります。
日々行っているトレーニングではありますが、特にシーズンオフは力を入れて取り組みたいです。
シーズンオフに下半身の強化に力を入れる事で、フォームのバランス感覚が今までと違ってきます。
それを調整するためにも、シャドーピッチングでしっかりとフォームを固めたいところです。
➡簡単にできる効果的なシャドーピッチングの方法 タオルを使うよりも効果と効率が良い練習方法
遠投
ブルペンでピッチング練習するのも大切ですが、シーズンオフは遠投をメインに行い、自肩を鍛えるのがオススメです。
毎週試合があるシーズンはブルペンでピッチングをしないとマウンド感覚を忘れてしまいますが、シーズンオフであればそれほど問題ありません。
遠投をする時も、ただ遠くに投げるのではなく、なるべく低い弾道で力強い球を投げる遠投をした方がより効果的だと思います。
シーズンオフは今までブルペンでピッチング練習をしていたのを、遠投ピッチングに変え自肩を鍛える練習がオススメになります。
筋力トレーニング
ウエイトトレーニング
ウエイトトレーニングをすると、筋肉痛になりやすいので試合を頻繁に行う期間はなかなか出来ません。
試合がないシーズンオフはウエイトトレーニングに力を入れて行う事が出来ます。
しかし、まだ体が成長しきっていない小学生や中学生がウエイトトレーニングをするのはオススメではありません。
インナーマッスル
ウエイトトレーニングと平行して行いたいのがインナーマッスルのトレーニングです。
ウエイトトレーニングのみのアウターマッスルだけ強化してしまうと筋力のバランスが悪くなります。
そのため、ゴムチューブなどを使用してインナーマッスルを鍛える必要があります。
インナーマッスルであれば、体が成長しきっていない小学生や中学生が行っても問題ありません。
シーズンオフはいつも以上に力を入れてインナーマッスルの強化をするのがオススメです。
➡野球肩のインナーマッスルの鍛え方 筋肉をトレーニングして野球上達と怪我、故障防止の効果
ピッチャーが行うオススメ冬のトレーニングメニューまとめ
シーズンオフのトレーニングをどう行うかによって、シーズン開始後に差が出てきます。
球速アップやコントロールアップを向上させるためにも効果的な練習方法が必要になります。
今回紹介させて頂いてトレーニングは
- 下半身の強化
- フォーム固め
- 筋力トレーニング
になります。
トレーニングをしっかりと行う事も重要ですが、トレーニングを行ったらエネルギーをしっかりと補う事も重要です。
エネルギーが不足していたら疲労回復に時間がかかるし、せっかく鍛えた体に栄養が行きません。
食事はしっかりと取り、栄養をきっちりと吸収する必要があります。
栄養面で不安があるのであれば、プロテインなどを摂取する事がオススメです。
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