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アーム式投法はなぜダメ?フォームを改善するトレーニング方法は? 欠点やデメリット、肩や肘への影響について

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ピッチャーの投球フォームに「アーム式投法」という投げ方があります。

アーム式投法は、アーム式のピッチングマシンのような投げ方で、テイクバックの時に腕を伸ばしたまま投げる投法になります。

恐らく10人に1人ぐらいはこのアーム式投法で投げている投手がいるイメージです。

 

アーム式投法は良くない投げ方とされていますが、なぜ良くないのでしょうか。

肩や肘への負担はどうなのでしょうか。

ここではアーム式投法について紹介したいと思います。

アーム式投法はなぜダメな理由を解説

アーム式投法はなぜダメとされているのでしょうか。

まずはその理由について解説していきます。

 

アーム式投法と言う投げ方は、一般的にテイクバックの時の腕を上げる時に、肘を伸ばしたまま上げる投球フォームです。

一般的に良くない投げ方とされており、その理由には

  • 肩や肘への負担が大きい
  • 打者からボールの位置が見えやすい

という事があります。

 

なぜアーム式投法にはこういったデメリットがあるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

肩や肘への負担が大きい

アーム式投法は肩や肘への負担が大きく、故障しやすい投げ方とされています。

何故肩や肘への負担が大きくなってしまうのでしょうか。

それは腕を伸ばしたままだと、腕を振るスピードとボールの重さにより肘への負担が掛かります。

 

これは、肘を曲がらない方向に曲げようとしている状況です。

肘を曲がらない方向に曲げようとしているという事は、肘への負担がかなり大きい事がわかるのではと思います。

 

また、腕が伸びたままだと肩への負担も大きくなります。

腕を伸ばしたままテイクバックすると、肩に力が入ってしまうのでどうしても負担が大きくなってしまいます。

 

アーム式投法は、肩や肘への負担が大きい投げ方なので、故障するリスクも高くなってしまうのです。

 

打者からボールの位置が見えやすい

アーム式投法は上半身の力が必要とされる投げ方です。

そのため、体の開きが早くなる特徴があり打者からするとタイミングが取りやすく、ボールの位置が見えやすくなります。

 

アーム式投法でも速い球を投げる事は可能ですが、速い球でも打たれてしまう理由はやはり打者からボールの位置が見えやすい事にあると思います。

 

アーム式投法を改善するトレーニング方法

アーム式投法は肩や肘への負担が大きかったり、打者からボールの位置が見えやすいというデメリットがあります。

ピッチャーの肩は消耗品とも言われているので、肩や肘への負担が大きいのは良い事ではありません。

 

また、打者からボールの位置が見えやすいというのは、それだけで打者との勝負が不利になってしまいます。

であれば、やはりアーム式投法は改善した方が良いのではと思います。

 

改善するトレーニングにはどんな方法があるのでしょうか。

  • テイクバックでの肘の使い方
  • 正しい腕の振り方を身に付ける
  • ジャイロステックでシャドーピッチングをする

それでは詳しく見ていきましょう。

 

テイクバックでの肘の使い方

アーム式投法を改善するには、テイクバックでの肘の使い方がポイントになります。

肘を使えばテイクバックが小さくなり、アーム式投法にはなりません。

 

イメージするポイントはテイクバックの時に肘から上げる事になります。

肘から上げる事で、自然と腕が伸び切った状態にはなりません。

腕が伸びきった状態でなければボールの重さからくる肩や肘への負担が軽減されます。

 

元々テイクバックが大きかった投手が、肘から上げようとすると違和感があるかも知れません。

実践でいきなりボールを投げるのではなく、シャドーピッチングから改善を意識すると良いと思います。

 

正しい腕の振りを身に付ける

アーム式投法は腕の回旋運動を行わずして投げています。

しかし、実際は内旋運動と外旋運動により腕を振られています。

 

回旋運動をする事で、肩や肘への負担も減り、リリースポイントにより大きい力を与える事が出来ます。

テイクバック時は内旋運動で腕を動かし、ボールをトップへ上げる時には外旋運動を行います。

リリースポイントに行くときは、小指からスタートする感じになります。

 

そして、リリース直後はシュートボールを投げたような感じで手の平が外側を向きます。

アーム式投法だと回旋運動はありませんが、正しい腕の振り方は内旋運動と外旋運動によって振られているのです。

 

ジャイロスティックでシャドーピッチングをする

正しい腕の振り方を練習するのにオススメなのがジャイロスティックと言う野球用具です。

これはシャドーピッチングの時にタオルの変わりに持つスティックです。

このスティックを持って腕を振り、正しい腕の振りをすると「ピッ」と音が鳴る構造になっています。

腕の振りが上下運動により正しく振られていないと音が鳴らず、回旋運動が行われていると音がなる仕組みです。

 

そのため、音により腕の振りが正しいかどうか知る事が出来ます。

シャドーピッチングをする時に、タオルではなくジャイロスティックを持てば音で腕の振りを確認しながら練習する事が出来ます。

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アーム式投法まとめ

ここではアーム式投法について紹介させて頂きました。

アーム式投法は肩や肘への負担が大きく、打者からボールが見えやすいと言うデメリットがあります。

 

ピッチャーの肩は消耗品とも言われるので、長く野球をやっていく上で肩や肘への負担が大きくなってしまうのは故障の大きな原因となってしまいます。

また、打者からボールが見えやすいというのは、それだけで打者との勝負が不利になってしまう要素でもあります。

 

アーム式投法を改善するトレーニングには

  • テイクバックでの肘の使い方
  • 正しい腕の振り方を身に付ける
  • ジャイロステックでシャドーピッチングをする

といった方法があります。

 

投球フォームを改善する時は、最初は違和感があります。

ですので、いきなりボールを投げるのではなく、まずはシャドーピッチングでしっかりとフォームを固める事が良いと思います。

 

シャドーピッチングはタオルを持って行うのが一般的ですが、ジャイロスティックを持って行うのがオススメです。

正しい腕の振りが出来た時は音がなる仕組みになっているので、腕の振りを音で確認する事ができます。

同じシャドーピッチングをするのであればジャイロスティック使用した方がより効果的な練習が出来るのではと思います。



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