2017年のシーズンは前半戦は楽天に勢いがあり、4年振りの優勝をするのではという快進撃でした。
しかし、シーズン終わってみれば圧倒的強さでソフトバンクが優勝でした。
安定したスタメン選手と、離脱してもそれを補える選手層の厚さがチームの強さなのではと思います。
2018年もソフトバンクが優勝候補筆頭ではと思います。
それでは2018年のペナントレースの予想をして見たいと思います。
2018年パ・リーグ各球団戦力分析
西武ライオンズ戦力分析
2017年のシーズンでは新人王を獲得した源田選手や、山川選手、外崎選手などの活躍があり、4年振りとなるAクラス入りを果たしました。
ベテラン選手には、中村選手、メヒア選手、浅村選手らがいます。
投手陣においても菊地投手の大きな活躍があり、一気に球界を代表する左腕に成長しました。
しかし二ケタ勝利を挙げた野上選手の放出や、牧田投手の放出など投手陣に不安が残ります。
菊地投手を軸に先発投手陣がどれだけ結果を残せるかがポイントになりそうです。
➡プロ野球2018年『埼玉西武ライオンズ』スタメン選手予想 開幕投手、先発ローテーション投手
オリックス・バファローズ戦力分析
2014年にリーグ2位という成績でしたが、そこからは3年連続のBクラスです。
優勝は1996年にしたきりで20年以上優勝から遠ざかっています。
毎年打線が良いと定評がありながらも、Aクラス入りが出来ないのは不調や怪我になる選手が多い事が原因だと思います。
後半戦から出場してきた吉田選手は二ケタ本塁打を放ち、小野谷選手や中島選手、助っ人のロメロ選手、マレーロ選手などがいます。
さらにホームラン王を獲得した事があるT-岡田選手もいます。
これだけのメンバーが年間スタメン出場したらかなりの強力打線だと思います。
投手陣は金子投手を軸に、ディクソン投手、山岡投手、西投手らがいます。
ディクソン投手、山岡投手、西投手らが二ケタ勝利を挙げる活躍があれば優勝も見えてくると思います。
➡プロ野球2018年『オリックスバッファローズ』スタメン選手予想、開幕投手、先発ローテーション投手
日本ハムファイターズ戦力分析
大谷選手の怪我や中田選手の不調などがあり、シーズン5位という結果でした。
来シーズンは投打の主力選手である大谷選手が放出となります。
しかし、大物ルーキー清宮選手を獲得するなどの収穫もありました。
2017年は怪我に苦しまされましたが、中田選手の復活や西川選手やレアード選手の活躍にも期待します。
投手陣は2ケタ勝利を挙げた有原投手に、成長中の若手投手が2018年はどれだけの活躍ができるかポイントになりそうです。
➡プロ野球2018年『日本ハムファイターズ』スタメン選手予想 開幕投手、先発ローテーション投手
千葉ロッテマリーンズ戦力分析
2017年は最下位を独走するという結果で終わったシーズンでした。
チーム防御率4.22はパ・リーグ唯一の4点台となり、チーム打率は0.233で12球団で一番悪い成績でした。
打撃においては中心となる角中選手、パラデス選手の不調が目立ちました。
来シーズン大きな転機となりそうなのが井口監督の就任です。
さらにソフトバンクの強力内野陣を育て上げた鳥越コーチと、清水コーチ。
また2軍監督には阪神タイガースで2度の日本一を経験した今岡氏が就任します。
これほど監督、コーチ陣の変更があれば選手たちへ与える影響も大きく変わると思います。
➡プロ野球2018年『千葉ロッテマリーンズ』スタメン選手予想 開幕投手、先発ローテーション投手
楽天イーグルス戦力分析
前半戦は好調で首位で折り返しましたが、終わってみれば首位ソフトバンクに15.5ゲーム差を付けられての3位でした。
攻撃的2番バッターのぺゲーロ選手から3番、4番と外国人選手の活躍が目立ちました。
しかし、茂木選手の故障や、外国人トリオの不調もあり後半戦は巻き返す事ができませんでした。
来シーズンはオコエ選手の活躍など期待ができるのではと思います。
投手陣においては、則本投手、岸投手、美馬投手の3本柱を軸に辛島投手、塩見投手などの活躍にも期待がかかります。
また、藤平投手や安楽投手など若手投手の活躍にも期待できるのではと思います。
➡プロ野球2018年『東北楽天イーグルス』スタメン選手予想 開幕投手、先発ローテーション投手
ソフトバンクホークス戦力分析
2年ぶりに日本一となったソフトバンクは、シリーズの勝ち数94を挙げ史上5位となる勝ち数でした。
圧倒的な強さを見せたソフトバンクですが、やはりスタメン選手のシリーズ通しての活躍と、控え選手も育ってきていると言う選手層の厚さが強さだと思います。
ベテラン選手だけではなく、若手選手でも東浜選手、石川選手、甲斐選手、上林選手などがブレイクし、戦力に安定感が増しました。
投手陣においても、二ケタ勝利を挙げた先発陣が3名いたり、リリーフ陣も森投手、岩嵜投手、嘉弥真投手や、抑えのサファテ投手など経験・実績豊富な投手が揃っています。
さらに大学ナンバー1と言われ、ドラフト1位で指名された田中投手もいます。
来シーズンは田中投手も活躍するのではと思います。
➡プロ野球2018年『福岡ソフトバンクホークス』スタメン選手予想 開幕投手、先発ローテーション投手
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2018年『パ・リーグ』順位予想
2017年パ・リーグの球団成績を見てみたいと思います。
ソフトバンク
- 打率 :259
- 本塁打:164
- 盗塁 :73
- OPS:752
- 先発 :3.46
- 救援 :2.80
埼玉西武
- 打率 :264
- 本塁打:153
- 盗塁 :129
- OPS:753
- 先発 :3.64
- 救援 :3.33
東北楽天
- 打率 :254
- 本塁打:135
- 盗塁 :42
- OPS:714
- 先発 :3.35
- 救援 :3.32
オリックス
- 打率 :251
- 本塁打:127
- 盗塁 :33
- OPS:696
- 先発 :3.88
- 救援 :3.75
日本ハム
- 打率 :242
- 本塁打:108
- 盗塁 :86
- OPS:670
- 先発 :4.20
- 救援 :3.16
千葉ロッテ
- 打率 :233
- 本塁打:95
- 盗塁 :78
- OPS:648
- 先発 :4.12
- 救援 :4.44
この結果から見ると、OPSが順位に大きく関係している事が分かると思います。
また、ソフトバンクが優勝した大きなポイントとなるのは、救援投手の防御率が良い事が分かると思います。
2017年の成績と2018年のチーム分析を考慮し、順位予想して見たいと思います。
2018年ペナントレースの順位は
1位 福岡ソフトバンク
2位 埼玉西武ライオンズ
3位 楽天イーグルス
4位 オリックス・バッファローズ
5位 日本ハムファイターズ
6位 千葉ロッテマリーンズ
になるのではと思います。
やはり1位はソフトバンクになります。
圧倒的強さでシリーズを制した2017年の戦力は2018年も猛威ではないかと思います。
2位には若手選手の活躍が目立つ西武ライオンズと予想しました。
投手陣の活躍次第では優勝も狙えるのではと思います。
3位は楽天イーグルスです。
投手陣の3本柱が安定した成績を残せれば良いのですが、必ずしも勝てると言う訳ではありません。
となると、若手投手の活躍がどのくらいなのか未知数になってきます。
オリックスは年間スタメンが活躍できれば強力打線が脅威だと思いますが、年間通して活躍できるかの不安があります。
日本ハムは良い選手はいるものの、まだまだ結果が残せていません。
千葉ロッテの井口監督就任は良い影響になると思いますが、1年目からいきなりAクラス入りをするとは考えにくいです。
Aクラスにはソフトバンク、西武ライオンズ、楽天イーグルスと予想しました。
Bクラスにはオリックス、日本ハム、千葉ロッテと予想します。
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2018年ペナントレース『パ・リーグ』順位予想まとめ
2018年の順位予想は
1位 福岡ソフトバンク
2位 埼玉西武ライオンズ
3位 楽天イーグルス
4位 オリックス・バッファローズ
5位 日本ハムファイターズ
6位 千葉ロッテマリーンズ
とさせて頂きました。
ソフトバンクは2018年も圧倒的な強さなのではと思います。
2位には西武ライオンズ、3位には楽天イーグルスと予想しましたが、やはり西武ライオンズにも楽天イーグルスにも不安要素があります。
ソフトバンクにはその不安要素がほとんどないので、選手層の厚さや安定感を感じます。
しかし、怪我や不調になる選手がでてきたりするので、ペナントレースは何が起こるか分かりません。
予想した結果がどのくらい当たるのか、2018年の秋が楽しみです。