2016年のドラフト会議では創価大の田中正義投手、桜美林大の佐々木千隼投手注目となり、田中投手が1回目の入札で5球団が指名、佐々木投手が2回目の入札で5球団が指名を重複しました。
明治大の柳裕也投手も2球団が指名し、投手陣が豊作な年でした。
野手では大学代表で4番を打った大山悠輔選手は阪神が単独1位指名し、横浜DeNAが神奈川大の濱口遥大投手、巨人が中京学院大の吉川尚輝選手、広島が慶応大の加藤拓也投手を1位指名しました。
大学生で1位指名を7人が占め、ドラフト全体では42人が指名される程、2016年は大学生が豊作な年でした。
2017年のドラフトでは、2016年程注目を集める選手はいませんが、それでも良い選手がたくさんいます。
ここでは大学生ドラフト候補者を紹介したいと思います。
大学生ドラフト候補 投手
斉藤 大将(明治大)
左投左打、身長178㎝体重75㎏
最速149キロのストレートに切れのあるスライダーで三振を取れる投手です。
変則的なフォームから投げられる球は伸びとキレがあり、打者はかなり打ちにくい印象があります。
名門・桐蔭学園の主戦として活躍し今年のドラフトでは上司指名有力な投手です。
鍬原 拓也(中央大学)
右投右打、身長175㎝体重78㎏
スリークォーターから投げ出されるストレートはマックス152キロ。
スライダー、シンカーも切れ味するどくプロからは即戦力としての期待がかかっています。
投手としての魅力である三振を量産できる投手です。
高橋 遥人(亜細亜大)
左投左打、身長179㎝体重74㎏
マックス151キロの左腕。
大学の中でもトップクラスの評価を受けています。
変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップを投げます。
静岡の常葉橘高校出身で、1年生の夏からベンチ入りを果たし甲子園経験もあります。
馬場 皐輔(仙台大)
右投右打、身長180㎝体重80㎏
最速155キロのストレートが武器。
力強い腕の振りをするため、変化球との見極めが難しく、変化球は落差もあります。
仙台育英高校出身で甲子園での経験もある投手です。
高校時代はドラフトで指名されませんでしたが、大学で伸びた選手です。
東 克樹(立命館大)
左投左打、身長170㎝体重72㎏
小柄な投手ですが制球力と球のキレが良い技巧派左腕です。
ストレートのマックスは152キロ。
スライダー、ツーシーム、チェンジアップ、カーブ、カットボールと変化球も多彩です。
国際試合では4試合に登板し27回を投げ、防御率0.00、奪三振数40、四死球率1.67と驚異的な数字を残しています。
大学生ドラフト候補 野手
宮本 丈(奈良学園大)
右投左打、身長181㎝体重80㎏
日本代表にも選ばれている強肩巧打の遊撃手。
バッティングではパワー面に課題がありますが、走力と守備力は即プロで通用するレベルと評価を受けています。
大学では首位打者2回、ベストナイン5回、MVP1回を獲得しています。
笠松 悠哉(立教大)
右投右打、身長181㎝体重85㎏
力強いバッティングが魅力の三塁手です。
春にはベストナインにも選ばれている選手です。
日本ハムの中田選手に似ているとスカウト陣からは評価を受けています。
楠本 泰史(東北福祉大)
右投左打、身長182㎝体重75㎏
スカウト陣からはバッティングの評価が高い強肩強打の外野手です。
もともとは内野手でしたが、強肩を生かすために外野手にコンバートしました。
スカウト陣からの評価も高く上位指名が有力な選手です。
岩見 雅紀(慶應大)
右投右打、身長187㎝体重107㎏
ガッチリとした体格で大学生№1打者と評判が高い強打者です。
リーグ通算14本の本塁打も放っています。
練習ではあまりにも打球を飛ばすため、大学側は事故防止のため専用ネットを建設した程です。
島田 海吏(上武大)
右投左打、身長176㎝体重74㎏
打撃面に少し課題があるものの2016年春には首位打者を獲得しています。
一塁到達時間が4秒を切る足の速さが魅力の外野手です。
強肩の持ち主でもあり、守備・走塁においては大学トップクラスを誇っています。
2017大学生ドラフト候補選手まとめ
大学生ドラフト候補選手を投手5名、野手5名紹介させて頂きました。
2017年は大学生は不作と言われていますが、将来性も見ると良い選手が多いのではと思います。
上位指名される選手も多くいると思うので、プロに入ってからの活躍が楽しみです。
高校生ドラフト候補者はこちらからどうぞ
➡2017年高校生ドラフト候補者投手野手各5名選出 注目選手が一目で分かるようにまとめて見ました