高校野球をするとなると、今までと大きく変わってくるのはボールです。
少年野球、中学野球と軟式ボールでプレイしていた人が多いと思います。
中には、リトルリーグ、シニアリーグで硬式ボールを使用していた人もいると思いますが、多くの人は高校野球で初めて硬式ボールを使う事になります。
硬式ボールで野球するとなると、大切になってくる野球用具の中に「バット」があります。
軟式用のバットとは違い、バットは重くなりますし、打ち方も変わってきます。
軟式野球と硬式野球の打ち方の違いはコチラからどうぞ。
➡軟式野球と硬式野球の打ち方の違い バッティングで飛距離アップをするコツを紹介
硬式用のバットとなると軟式用と比べると選ぶのが難しくなると思います。
ここでは、硬式用のバットの選び方と人気のバットを紹介したいと思います。
高校野球のバットの選び方
軟式用のバットから硬式用のバットを使用すると一番感じるのはバットの重さです。
軟式用のバットとは違い、重さが900g以上となってきます。
バットの長さはほとんど変わらないので、重くなったと言う感じが凄くすると思います。
実際高校生で使用するバットは大人用とほとんど変わりません。
バットが重たいと感じるようだと、いつものスイングができなくなり、バッティングで結果を出す事が出来ません。
そのため、バットの重心で重さを調整すると良いのではと思います。
バットの重心は3種類あり、重心の位置によってスイングした時に感じるバットの重さが変わってきます。
それではバットの重心について紹介したいと思います。
バットの重心について
バットの重心は3種類あり、「トップバランス」「カウンターバランス」「ミドルバランス」とあります。
バットの重心の位置により長距離タイプ、短距離タイプ、中距離タイプと分けられているのが一般的です。
自分がどのタイプの打者か見極めたうえで選ぶのも大切ですが、重心の位置によりバットの重さも変わってくるので体格やバッティングフォームも大切になってきます。
それではそれぞれの重心を詳しく見ていきましょう。
トップバランス(長距離打者タイプ)
長距離打者タイプと言われるトップバランスのバットは、重心がバットの先端にあります。
そのため、遠心力を使用しやすく飛距離を出す事が出来ます。
長距離打者の多くはこのトップバランスを使っていますが、重心がバットの先端にあるので実際の重量よりもバットが重く感じます。
体が小さかったり、バットを振りきれるだけのパワーが無い場合はあまりオススメしませんが、しっかりと振り切れるのであればトップバンラスが良いのではと思います。
体が小さくても、バットの遠心力を使用するバッティングフォームをしている人はトップバランスの方が打ちやすいという人もいます。
また、体が大きくパワーがあってもトップバランスは打ちにくいという人もいます。
自分のバッティングスタイルや体型に合わせて選ぶと良いと思います。
カウンターバランス(短距離打者タイプ)
短距離打者タイプと言われているカウンターバランスのバットは、重心がバットのグリップ側にあります。
そのため、重量よりもバットが軽く感じるので、スイングがしやすくミート率も高くなると思います。
しかし、遠心力があまり効かなくなってしまうので、飛距離が出にくくなってしまいます。
そのため、しっかりとボールを捉えヒットを狙うという短距離打者タイプ用のバットと言えます。
重量よりもバットが軽く感じるので、体が小さい方やパワーが無い方にオススメになります。
ミドルバランス(中距離打者タイプ)
中距離打者タイプと言われるミドルバランスのバットは、重心がトップバランスとカウンターバランスの間にあります。
スイングもしやすく、飛距離もそこそこでるという事で、中距離打者が好んで使うバットです。
また、トップバランスが良いのか、カウンターバランスが良いのか迷う様であれば、ミドルバランスにしておくのが無難だと思います。
バットの重心まとめ
トップバランス
- 重心はバットの先端
- 長距離打者タイプ
- バットが重量よりも重く感じる
カウンターバランス
- 重心はバットのグリップ側
- 短距離打者タイプでミートしやすい
- バットが重量よりも軽く感じる
- 飛距離が出しにくい
ミドルバランス
- 重心はトップバンラスとカウンターバランスの間
- 中距離打者タイプ
- どの重心を選んだら良いか分からない場合に無難
高校野球の人気おすすめ金属バット
それでは高校野球で人気の硬式用バットを紹介したいと思います。
バットの長さや重量、重心の位置など自分のタイプに合わせて選ぶと良いと思います。
ミズノ 硬式バット金属 グローバルエリート
シンプルミドルバランスタイプのミズノの硬式バットになります。
テーパー部から打球部にかけてスリム形状になっています。
バットの作りに癖がなくシンプルなので、打ちやすいと思います。
また、ミズノのバットは硬式用バットの中でも人気の高いメーカーになります。
グローバルエリート ミズノ 硬式 金属バットの詳細はコチラからも確認出来ます。
➡ミズノ 硬式バット金属 高校野球対応 mizuno グローバルエリート
ローリングス 硬式金属バット
トップバランスのローリングスのバットです。
64mmの細径により、空気抵抗が下がりスイングスピード+バットコントロールが向上。
回転軸からスピン・コントロール・ウェイトまでの距離が縮まるため、ギア効果が働き、回転スピードがUPすることで、打球にさらなる伸びを与えます。
打球部肉薄加工(0.1mm薄く)が可能になり、反発性能も向上。
ローリングス硬式金属バットの詳細はコチラからも確認出来ます。
ゼット 硬式 金属バット ゼットパワーセカンド
素材は超々ジュラルミン(TZ800)を使用しています。
長距離打者に適応したモデルで作られており、ヘッドにバランスを置いています。
さらにテーパーグリップを採用しているので、ヘッドを効かせながらきっちり振り抜けるバランスになっています。
バットにボールが食いつく柔らかい打球感で振り抜きやすく、ヘッドが走りやすい長距離砲バットです。
ゼット硬式金属バットの詳細はコチラからも確認出来ます。
ルイスビルスラッガー 硬式金属バット
高校野球に対応しているルイスビルスラッガーの硬式バットになります。
素材はGENESIS PLUS(USAアルミ)が使用されています。
高打球音、軽量コンポジットキャップ(SBCキャップ)採用で更なる振り抜きやすさを追求したミドルバランスモデルです。
ルイビルの特徴的な工法で、ボールに強烈なスピンをかけて、飛距離を重視した縦磨き加工に仕上がっています。
ルイスビルスラッガー硬式バットの詳細はコチラからも確認出来ます。
➡ルイスビルスラッガー LOUISVILLE SLUGGER 硬式バット ミドルバランス
SSK エスエスケイ 硬式金属バット クロノマスター
新合金とカーリングヘッドの融合が今までにない弾きを生み出すSSKの硬式バットです。
素材は超々ジュラルミン(N703i)を使用しています。
ミドルバランスのバットでスイングしやすいです。
SSKエスエスケイ硬式金属バットの詳細はコチラからも確認出来ます。
asics アシックス 硬式用金属製バット ゴールドステージ
素材は超々ジュラルミンND703を使用しています。
振り抜きやすさと負けにくいヘッドなのでインコース真っすぐに差し込まれず引っ張れます。
インコースを捌きたいコンタクトヒッター向けのバットです。
アシックス硬式金属バットの詳細はコチラからも確認出来ます。
➡asics アシックス硬式用金属製バット ゴールドステージ QUICK
高校野球の硬式金属バットまとめ
高校野球のオススメ金属バットを紹介させて頂きました。
高校野球ではボールが硬式ボールになるので、バットの重さが軟式とは違い最初はかなり重く感じると思います。
そのため、バットの重心の位置などで調整すると良いと思います。
バットの重心には3つの種類があり、
- トップバランス(長距離打者タイプ)
- カウンターバランス(短距離打者タイプ)
- ミドルバランス(中距離打者タイプ)
となります。
今回紹介させて頂いたバットは
- ミズノ 硬式バット金属 グローバルエリート
- ローリングス 硬式金属バット
- ゼット 硬式 金属バット ゼットパワーセカンド
- ルイスビルスラッガー 硬式金属バット
- SSK エスエスケイ 硬式金属バット クロノマスター
- asics アシックス 硬式用金属製バット ゴールドステージ
高校生で使うバットとなると、大人用とほとんど同じになります。
そのため、バットが重く感じる場合が多く、パワー不足に悩まされたりもします。
バットが重くなる分、しっかりと体を鍛える必要が今まで以上に出ています。
バットをしっかりと振りぬく事ができないと、最大限のパフォーマンスを発揮する事が出来ません。
コチラにバッティング力をアップする記事をまとめてみましたので、良かったらご覧ください。
➡トレーニングバットでバッティング上達!マスコットバットよりも効果的な練習方法 下半身強化に飛距離アップ
➡「パワースルー」でリスト強化!インパクト時ブレない力強いバッティング練習をする野球上達方法
➡最強プロテイン『ホエイクエスト アルティマ』で野球上達!プロ選手も愛用しているオススメ商品