軟式野球で一番飛ぶと言われているバット。
ビヨンドマックスは多くの人が使用しているバットです。
なぜこんなにビヨンドマックスが人気なのでしょうか。
人気の秘密や飛ぶ理由、種類などについて紹介したいと思います。
ビヨンドマックスについて
ビヨンドマックスとは
2002年9月に販売開始となったロングセラー商品です。
軟式ボールは素材がゴムになっており、中空構造のため、インパクトの瞬間ボールが潰れてしまいます。
ボールが潰れ変形してしまう事で、大きなエネルギーロスが生じます。
そのロスに対応したバットがビヨンドマックスです。
ビヨンドマックスは手で触っただけでも変形するほど軟らかく高反発素材（エーテル系発泡ポリウレタン）を打球部に装着しています。
ビヨンドマックスが飛ぶ理由
インパクトの瞬間のボールの変形を抑え、しかも高反発素材復元力をプラスする事で飛距離がアップします。
これまでの軟式バットでは実現できなかった飛距離ができるようになり、多くの人が使用するバットとなりました。
ボールではなく、バットの方をへこませて飛距離を出すと言う新しい発想で、常識を覆すバットの登場となりました。
ビヨンドマックスシリーズ紹介
ビヨンドマックスはロングセラー商品となり、様々なラインアップがあります。
ここでは代表的なモデルを紹介したいと思います。
ミズノ ビヨンドマックス メガキング
ビヨンドマックス キングから進化したビヨンドマックス メガキング。
打球部に更なる改良がされており、新素材『レガリアPUフォーム』が使用されています。
ビヨンドマックス キングと比較すると、反発計数は3.8％向上していると言う事です。
飛距離にすると約2メートルアップする事に成功したバットです。
ただでさえ飛ぶバットが、より飛ぶバットとなったのがこのメガキングです。
価格も３万円以上する高価なバットですが、金額に見合った飛距離がでるからだと思います。
詳細はコチラからも確認出来ます。
ミズノ ビヨンドマックス メガキング２
『バンプ構造』という構造が採用されたメガキング２。
バンプ構造とは、バットの打球面がボコボコしている事です。
雨が降っている日などは特に効果的で、バットやボールが濡れていも本来の飛距離が発揮できる様になっています。
重心はトップバランスになっていて、より長距離ヒッター用になっています。
重量もメガキングより若干重く、まさにパワーヒッター向けのバットになっています。
詳細はコチラからも確認出来ます。
ミズノ ビヨンドマックス オーバル
オーバルとは日本語で『楕円』という意味になります。
バット内部の芯の構造が、この楕円になっているのがこのバットの構造的な大きな特徴になります。
打球が当たる面が広くなっているため、打ち損じが少なくなっています。
従来のバットと比べると、約30％ヒット性の当たりがでるようになったと言うテスト結果が出てきます。
多少芯を外しても、力強い打球が打てるバットとなります。
また、このバットの特徴には『軽さ』もあります。
ビヨンドマックスシリーズの中では一番軽いのが特徴です。
ミートポイントが広く軽いバットなので、長距離バッタータイプというより、中距離～長距離タイプといった感じです。
また、価格もビヨンドマックスシリーズの中では価格が安くなっています。
詳細はコチラからも確認出来ます。
ミズノ ビヨンドマックス エクスパンド
エクスパンドは2015年1月に発売となりました。
打球部のエリアが拡大されている事が大きな特徴です。
打球を捉えたポイントが、バットの先っぽだったり根っこだったりしても、このエクスパンドであればビヨンドの特徴を生かした打球を打つ事が出来ます。
バットの柔らかい面が広くなっているので、ミートポイントが広くなっています。
価格はオーバル程安くはありませんが、メガキング、メガキング２よりは安くなっています。
詳細はコチラからも確認出来ます。
ビヨンドマックスまとめ
軟式野球で１番人気があるビヨンドマックスの特徴は、バットが柔らかくインパクトの瞬間ボールの変形を抑える事が出来ます。
そのため、無駄なエネルギーロスがなく、遠くにボールを飛ばす事が出来ます。
ビヨンドマックスの代表的なシリーズは
- メガキング
- メガキング２
- オーバル
- エクスパンド
となります。
メガキング、メガキング２は長距離ヒッタータイプで、オーバルとエクスパンドは中距離タイプといった感じです。
ビヨンドマックスは今までにないタイプのバットで、飛距離もかなりでます。
中には使用禁止となっている組合などもあります。
購入するときは事前に確認しておく必要があると思います。
ビヨンドマックスの力に頼らず、飛距離を出したいと思う人もいると思います。
しかし、多くの人がビヨンドマックスを使用していると、バッティング技術の差がバットで出てしまうのではと思います。
もしかしたらレギュラーになれなかったのはバットの差？！
なんて事もあるかも知れません。
今後も更に進化したバットが登場する可能性があるので、バッティング技術だけではなく、野球用品も常に最新の物を揃える必要があるのではと思います。
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