2017年10月に巨人を戦力外通告となった村田選手。
その後球団が決まらずにいましたが、プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスの入団が決まりました。
プロ15年目となる2017年は、118試合に出場し打率.262、14本塁打、58打点を残しています。
本塁打数はチーム5位、打率はチーム4位という成績でしたが、若返りを図るチームの構成から外れていました。
その後所属先が決まらないまま自主トレを行っていましたが、遂に独立リーグへ入団する事になりました。
村田修一選手について
プロ入団前
東福岡高校の野球部に所属し、高校時代はピッチャーをしていました。
3年の時春夏共に甲子園に出場しています。
センバツ甲子園では松坂大輔投手と投げ合い、3回戦で敗退しています。
夏の甲子園では初戦敗退でした。
高校通算本塁打は30本放っていて、アジア野球選手権大会の日本代表にも選ばれています。
大学は日本大学経済学部に進学し、野球部に入部しています。
大学時代に野手に変更し、1シーズン8本塁打、通算20本塁打(歴代2位)を放つなど活躍しました。
2002年のドラフト会議で横浜ベースターズに自由獲得枠で入団しています。
プロ入団後
横浜時代
横浜ベースターズに入団した時は、サードのポジションに古木選手がいたのでセカンドのポジションにも挑戦しました。
古木選手が外野を守る様になり、やがてサードのポジションに落ち着きました。
その後、本塁打が量産できるバッターとして横浜の4番に定着しました。
横浜時代の成績は
2003年
試合数:104
打率 :.224
本塁打:25
2004年
試合数:116
打率 :.242
本塁打:15
2005年
試合数:136
打率 :.252
本塁打:24
2006年
試合数:145
打率 :.266
本塁打:34
2007年
試合数:144
打率 :.287
本塁打:36
2008年
試合数:132
打率 :.323
本塁打:46
2009年
試合数:93
打率 :.274
本塁打:25
2010年
試合数:144
打率 :.257
本塁打:26
2011年
試合数:144
打率 :.253
本塁打:20
巨人時代
2011年12月に巨人への移籍が決まりました。
契約金は2年で5億で、第76代の4番打者となりました。
巨人では打撃不振に苦しむ部分がありましたが、契約更新では3年10億円で契約しています。
巨人での成績は
2012年
試合数:144
打率 :.252
本塁打:12
2013年
試合数:144
打率 :.316
本塁打:25
2014年
試合数:143
打率 :.256
本塁打:21
2015年
試合数:103
打率 :.236
本塁打:12
2016年
試合数:143
打率 :.302
本塁打:25
2017年
試合数:118
打率 :.262
本塁打:14
プロ通算は打率.269、安打数1,865本、本塁打は360本放っています。
本塁打王のタイトルは2度獲得していて、3塁でベストナインを4回、ゴールデングラブ賞を3度受賞しています。
BCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスについて
BC栃木は栃木県小山市を本拠地としている球団です。
16年6月にBCリーグへの正式加盟が承認されて、同リーグの東地区に属します。
参入1年目の昨季は前期が7勝28敗の5位、後期が12勝20敗4分けの4位でした。
監督を務めているのは元ソフトバンクの辻武史監督です。
コーチには元西武の宮地克彦ヘッドコーチがいます。
ヤクルトを昨季限りで退団した飯原誉士選手も、外野手兼コーチとして今季からチームに加わります。
村田選手の背番号は『25』と言う事です。
まだまだ新しくできたばかりの球団で、成績も良くはありません。
村田選手が入団してもっと上位が目指せるのではないでしょうか。
村田修一選手まとめ
松坂世代と言われている村田選手。
元々投手でしたが、野手に変更した理由には松坂投手にはかなわないからという理由があったと言います。
まだまだプロ野球の世界で現役として活躍できるのではと思いますが、どの球団からオファーがなく独立リーグへ行く事になりました。
給料も2億2000万円から最高月収40万という事です。
それでも現役としてプレーする事にこだわる村田選手。
今後プロ野球復帰はあるのでしょうか。
2,000本安打まであと135本と迫っているだけに、復帰に期待がかかります。
同級生の松坂投手が復活を目指いているのは、村田選手にとっても刺激になっていると思います。
独立リーグではどのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。
➡松坂大輔投手は中日ドラゴンズで活躍できる?2018年シーズンの成績・結果がどうなるか予想