2017年のドラフト会議で高校生最多タイとなる7球団からの指名を受け、日本ハムに入団した清宮選手。
高校通算本塁打は111本放ち、将来期待できる選手です。
しかし、アメリカのアリゾナでの秋季キャンプで、右手親指を負傷してしまいました。
約2週間打撃練習をせず、守備に特化した練習をしていました。
そしてバッティング練習を開始した時にティーバッティングで使用していたのが『スピンティー』でした。
スピンティーについて
スピンティーとは
従来のティーバッティングで使用するスタンドは、ボールを置くタイプの物です。
しかし、スピンティーはボールを吊るすタイプのティースタンドになります。
スピンティーの効果
ボールを吊るす事により、ボールの下を打つ練習をする事が出来ます。
打った打球を遠くに飛ばすには、バックスピンをかける事が必要不可欠です。
ボールを吊るすタイプのティースタンドであれば、ボールの下を叩くポイントを掴む事が出来ます。
置くタイプのティースタンドだと、どうしてもボールを置いているゴムの部分を気にしてしまいます。
その為ボールの下側をミートする事が難しく、ボールの下を打つという感覚を掴みにくいです。
しかし、吊るすタイプのティースタンドであれば、ゴムを気にする事なくボールの下を打つ感覚を身に付ける事が出来ます。
まさに新感覚のティースタンドで、多くのメジャーリーガーも愛用しています。
清宮選手も使用していたスピンティー
怪我の影響でバッティング練習が出来なかった清宮選手ですが、ついにバッティング練習を開始しました。
最初は素振りとティーバッティング合わせて50スイング程だったという事ですが、この時使用していたティースタンドがスピンティーでした。
清宮選手のティーバッティングを見ると、ボールの下側をしっかりと捉えているのが分かると思います。
ホームランを打つ長距離打者にとっては、ボールの下側を捉える感覚は重要です。
その感覚をしっかりと身に付けるために、ボールの下側を捉える練習になるスピンティーをしっかりと使用して練習していました。
スピンティーの用途
スピンティーは子供から大人まで使用する事が出来ます。
ボールを設置するときは、ひねりながらはめ込むと簡単に固定する事が出来ます。
また、支柱部分を反転されると置くタイプのティースタンドとして使用する事もでき、低目打ちの練習も可能です。
硬式ボールも軟式ボールも対応しているので、ボールの下側を捉える感覚を身に付けるためにも子供の頃から使用して練習したいところです。
ボールをはめ込むゴムの部分は「永久保証」です。
そのため、打ちすぎて破損しても交換可能です。
一人で練習する事もできるので、日々しっかりと練習し、ボールの下側を捉える感覚を体に覚えさせるのが良いと思います。
スピンティーまとめ
日本ハムに入団し、怪我をしてしまった清宮選手ですが、バッティング練習を開始した時に使用していたのが『スピンティー』でした。
スピンティーは従来の置くタイプのティースタンドではなく、ボールを吊るすタイプのティースタンドです。
吊るすタイプなので、置くタイプのティースタンドとは違いボールの下側を捉える練習をする事が出来ます。
ボールの下側を捉える事により、ボールにバックスピンがかかり飛距離を出す事が出来ます。
小さなボールの下側を捉える感覚は非常に繊細です。
出来れば野球を始めた頃からスピンティーで練習し、ボールの下側を捉える感覚を身に付けたい所です。
練習は一人でもできるので、毎日練習するのが良いと思います。
多くのメジャーリーガーも愛用している野球用品ですので、是非使用してもらいたいと思います。
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