メジャーリーグで6年間した青木宣親選手が古巣ヤクルトスワローズに復帰しました。
契約金は3年で10憶円程と言う事です。
メジャーをFAとなりメジャー球団との契約を優先していましたが、米国のFA史上が過去にない程の停滞となり古巣ヤクルトに復帰となりました。
青木選手は日米通算2058安打放っている安打製造機で、史上2人目の200本安打を達成している選手です。
ヤクルトに復帰しヤクルトファンのみならず、日本でプレーしてくれる事を多くの野球ファンが喜んでいるのではと思います。
ヤクルトに復帰し、どのくらいの活躍をしてくれるのでしょうか。
青木選手の活躍を予想してみました。
青木宣親選手について
高校、大学時代
宮崎県立日向高等学校の野球部で、2年生の時からエースとして活躍していました。
夏の甲子園県大会予選では準々決勝で負けてしまい、甲子園出場はなりませんでした。
大学は早稲田大学に進学し、高校時代に肩を壊したため野手に転向しました。
大学では主に2番バッターとして活躍し、東京六大学野球秋季リーグ戦では、打率.436を残し首位打者のタイトルを獲得しベストナインにも3回選ばれています。
通算58試合に出場して190打数63安打、打率.332の記録を残しています。
2003年のドラフト会議でヤクルトスワローズから4巡目指名を受け入団しています。
プロ野球時代
プロ1年目は1軍出場は10試合でしたが、2軍では打率.372でイースタンリーグの首位打者と最高出塁率を獲得しています。
2年目は外野手としてレギュラーを勝ち取り、イチロー選手依頼2人目となる200本安打を達成しました。
さらにプロ野球新記録のシーズン169単打を記録しました。
第1回ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表に選出され、中堅手として出場し優勝に貢献しました。
ヤクルトスワローズには2011年まで在籍しました。
青木選手のヤクルト時代の成績は
2004年
試合数:10
安打数:3
打率 :.200
2005年
試合数:144
安打数:202
打率 :.344
2006年
試合数:146
安打数:192
打率 :.321
2007年
試合数:143
安打数:193
打率 :.346
2008年
試合数:112
安打数:154
打率 :.347
2009年
試合数:142
安打数:161
打率 :.303
2010年
試合数:144
安打数:209
打率 :.358
2011年
試合数:144
安打数:170
打率 :.292
獲得したタイトルは
- 首位打者3回
- 最多安打2回
- 盗塁王1回
- 最高出塁率2回
- ベストナイン7回
- ゴールデングラブ賞6回
- 月間MVP3回
- オールスターゲームMVP2回
メジャー時代
2012年からはメジャーで活躍しました。
メジャーでプレーした球団は
- ミルウォーキー・ブルワーズ
- カンザスシティ・ロイヤルズ
- サンフランシスコ・ジャイアンツ
- シアトル・マリナーズ
- ヒューストン・アストロズ
- トロント・ブルージェイズ
- ニューヨーク・メッツ
になります。
2017年は3球団でプレーしたと言う事もあり、6年で7球団でプレーしています。
メジャーで打率3割を記録した事はありませんでしたが、日米通算で2000本安打を達成しています。
メジャーリーグでの成績は
2012年
試合数:151
安打数:150
打率 :.288
2013年
試合数:155
安打数:171
打率 :.286
2014年
試合数:132
安打数:140
打率 :.285
2015年
試合数:93
安打数:102
打率 :.287
2016年
試合数:118
安打数:118
打率 :.283
2017年
試合数:110
安打数:93
打率 :.284
古巣ヤクルトでの活躍予想
青木宣親選手の特徴
日本のプロ野球での通算打率は.329を残している安打製造機です。
パワーに欠ける部分はありますが、リードオフマンとして抜群の選手です。
選球眼も良く三振の少ない選手で、出塁率も高ければ足も速いです。
ヤクルトの打線の中では1番、2番、3番とどこでもこなせる選手だと思います。
守備面においては肩はそれほど強くありませんが、正確な送球を持ち味としています。
俊足を生かした広い守備範囲が魅力的なので、センターを守るのではと思います。
ヤクルトスワローズにとっては攻守ともに戦力アップになります。
ヤクルトスワローズでの活躍予想
ヤクルトスワローズにはトリプルスリーを達成している山田選手がいます。
山田選手が1番、青木選手が2番として組むオーダーも面白いと思いますし、青木選手が3番を打つのも良いと思います。
試合での成績は打率3割以上は期待できるので、ヤクルトスワローズとしてはかなり打力アップになります。
1番山田選手、2番川端選手、3番青木選手なんていうオーダーが面白いのではと思います。
2017年のシーズン山田選手は不調でしたが、トリプルスリーを達成したぐらいの調子を取り戻せばセ・リーグトップクラスの上位打線になると思います。
➡プロ野球2018年『ヤクルトスワローズ』開幕投手、先発ローテーション投手、スタメン選手予想
シーズン最下位で終わったヤクルトにしてみたら大きな補強と言えると思います。
しかし、球界全体的に若い選手を起用しているなか青木選手のようなベテラン選手をどれほど起用するのかも気になる所があります。
契約自体は3年なので、青木選手が怪我などがなければ3年間は起用するのだと思います。
キャンプでの調整も順調に進んでおり、オープン戦ではヒットを打つなど好調をアピールしています。
仕上がり具合をみるとシーズン中の活躍も期待できるのではと思います。
青木宣親選手の活躍予想まとめ
メジャーリーグをFAとなり古巣ヤクルトに復帰した青木選手の契約金は3年で10憶円程と、かなり高額の契約になっています。
しかし、青木選手の実績を考えると今後の活躍には大きく期待できるのではと思います。
打つことも出来るし、守る事も得意としている選手なのでヤクルトとしては大きな補強になったと思います。
2018年のシーズンは打率3割以上の期待が出来ると思います。
山田選手の調子も戻ってくれば、昨シーズンは最下位でしたがAクラスを狙えるのではと思います。
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