野球の打ち方には、一本足打法、振り子打法、ツイスト打法などさまざまな打ち方があります。
ソフトバンクの今宮健太選手は、抜群の守備力を誇っていましたがバッティングは1割台という程打てませんでした。
しかし、「テニス打法」を取り入れてから打撃開眼し、打率がアップしてきました。
ここではテニス打法とはどんな打法なのか紹介したいと思います。
今宮健太選手について
高校時代
高校は明豊高等学校出身で、1年生の時からショートでレギュラー出場していました。
ピッチャーも経験があり、甲子園にも出場しています。
ピッチャーでは150キロを超えるストレートを投げていました。
ホームランも高校通算62本放っています。
2009年のドラフト会議でソフトバンクから1位指名を受け入団しています。
プロ入り後
プロ入り1年目は1軍での出場はありませんでしたが、2軍でスタメン出場していました。
2013年は正遊撃手として142試合に先発出場しました。
9月25日のオリックス戦で犠打を決め、これがシーズン59個目の犠打となり、2007年に田中賢介が記録したパ・リーグ記録のシーズン58犠打を6年振りに更新しました。
シーズン後には自身初のゴールデングラブ賞を受賞しました。
オフの11月には台湾で行われた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」の日本代表にも選ばれました。
守備力に定評のある選手でゴールデングラブ賞は2017年で5年連続5度目の受賞となりました。
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テニス打法
2016年のシーズンの打率は、規定打席到達者の中でリーグワーストの1割9分でした。
試合前の練習で藤井打撃コーチのアドバイスを受けて、ポイントを前にしてさばく打撃に修正しました。
これが「テニス打法」で、テニスのラケットを振るイメージという事です。
今宮選手にバッチリと合い、打率をグイグイと上げていきました。
テニス打法とは
テニスのように、左脚を軸としてバットを振る感覚の打ち方です。
今宮選手は体が前に突っ込み気味になる癖がありましたが、左脚を軸にすることでしっかりと壁ができ、理想的なポイントでボールを捉えられるようになりました。
テニス打法後に成績は
テニス打法を取りれた2016年5月26日のオリックス戦から打撃が開花しました。
その効果はすぐに結果として現れ、自己最長となる20試合連続安打を記録しました。
打率も2割を切っていたのが、.261まで上がりました。
テニス打法まとめ
テニス打法で打率が上がった今宮選手ですが、体が小さくてバネのある選手にはピッタリの打法だったのかも知れません。
テニス打法は、テニスのラケットを振るイメージで右打者だったら左足を軸にして回転します。
これにより、ポイントを前にして打つことが出来ます。
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もちろんこの打法が合う人、合わない人がいると思います。
バッティングフォームの改善を考えている人は、テニス打法を試して見るのも良いかも知れません。
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