プロ野球選手100人が選ぶ各部門のランキングが放送されました。
実際に対戦したことがあるプロの選手が選んでいるので、よりその凄さが分かりやすいと思います。
今回は投手をピックアップし「コントロール」「スピードボール」「変化球」の部門でまとめてみました。
コントロール部門
コントロール 5位
読売ジャイアンツ
田口麗斗投手
4票
今季10勝以上上げた投手の中で、平均ストレートが136キロと最も遅かった投手ですが、抜群のコントロールで打者を抑えました。
コントロール 4位
阪神タイガース
秋山拓巳投手
8票
今シーズン自己最多の12勝を上げました。
今季四死球数はわずか16個と、規定回数以上を投げた投手の中で12球団トップの記録です。
コントロール 3位
ソフトバンク
東浜巨投手
12票
全てのボールをコントロールでき、インコースもアウトコースもギリギリのところばかり来るという事です。
プロ5年目の今期は16勝(最多勝)を上げる活躍を見せました。
コントロール 2位
東北楽天
岸孝之投手
19票
抜群のコントロールで189個の奪三振を記録しました。
同じプロの投手も惚れ惚れする程のコントロールです。
コントロール 1位
読売ジャイアンツ
菅野智之投手
39票
針の穴に糸を通すようなコントロールで1位に輝きました。
内野ゴロが欲しい場面ではきっちりと内野ゴロを打たせるほどのコントロールを持っています。
被長打率は.265で12球団トップの記録になります。
スピードボール部門
2016年は大谷翔平投手が68票と圧倒的な差で1位に輝きました。
最速は165キロをマークしています。
2017年はどうなったでしょうか。
スピードボール 4位
読売ジャイアンツ
マシソン投手
11票
今季最速158キロをマーク。
慣れてくるかと思ったけど、ぜんぜん慣れなかったという程のスピードボールでした。
スピードボール 2位
日本ハム
大谷翔平投手
13票
今年は怪我の影響で登板数は少なかったですが、最速は163キロをマークしました。
スピードボールのインパクトはかなり印象強いです。
東北楽天
則本昂大投手
13票
今季最速は157キロをマーク。
試合後半になってもそのスピードは衰えず、8試合連続二桁奪三振(日本新記録)を更新しています。
スピードボール 1位
ソフトバンク
サファテ投手
25票
今季最速は159キロをマーク。
日本新記録の54セーブを記録しました。
日本シリーズでも活躍し、MVPにも選ばれました。
変化球部門
2016年はソフトバンクの千賀滉大投手の「おばけフォーク」が1位でした。
2017年はどうなったのでしょうか。
変化球 5位
読売ジャイアンツ
マイコラス投手のカーブ
4票
196㎝の長身から投げ出されるカーブはマンションの2階ぐらいから投げている角度があるという事です。
カーブなのに落ちるスピードも速く、バットの接点が合わない程です。
阪神タイガース
ドリス投手のフォーク
4票
140キロを超える高速フォークで三振の山を築きました。
対ヤクルトの防御率はなんと0.00でした。
変化球 4位
東北楽天
則本昂大投手のスライダー
5票
今季奪った222個の三振のうち、スライダーでの三振は実に50個です。
ど真ん中でも見逃してしまう程の切れ味あるスライダーです。
変化球 3位
埼玉西武
菊地雄星投手のスライダー
7票
140キロを超える高速スライダーは切れ味抜群です。
右打者へのインコースへ鋭く変化するので、右打者から多くの三振を奪いました。
変化球 2位
読売ジャイアンツ
菅野智之投手のスライダー
21票
テレビで見るよりも打席で見るととんでもない変化をしているという事です。
菅野投手のスライダー被打率は.149と12球団トップの成績でした。
変化球 1位
ソフトバンク
千賀滉大投手のフォーク
23票
2年連続1位に輝いたのは千賀投手のフォークボールでした。
打者の視界から消えると言われるフォークは、揺れながら落ちるという事です。
プロ野球選手100人が選ぶ投手ランキングまとめ
コントロール部門、スピードボール部門、変化球部門でそれぞれベスト5を紹介させて頂きました。
コントロール部門は
- 読売ジャイアンツ 田口麗斗投手
- 阪神タイガース 秋山拓巳投手
- ソフトバンク 東浜巨投手
- 東北楽天 岸孝之投手
- 読売ジャイアンツ 菅野智之投手
スピードボール部門は
- 読売ジャイアンツ マシソン投手
- 日本ハム 大谷翔平投手
- 東北楽天 則本昂大投手
- ソフトバンク サファテ投手
変化球部門は
- 読売ジャイアンツ マイコラス投手
- 阪神タイガース ドリス投手
- 東北楽天 則本昂大投手
- 埼玉西武 菊地雄星投手
- 読売ジャイアンツ 菅野智之投手
- ソフトバンク 千賀滉大投手
読売ジャイアンツの菅野投手がコントロール部門と変化球部門でランクインする活躍で、楽天の則本投手がスピードボール部門と変化球部門でランクインでした。
来シーズンはどうなるのか楽しみです。
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