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高校野球甲子園2018年からタイブレーク制導入!新ルール導入と変更の理由について

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大阪市内で行われた選抜高校野球大会の運営委員会で高野連は、来春の第90回記念大会からタイブレーク制を導入することを決定しました。

夏の甲子園第100回全国選手権記念大会でも導入される予定との事です。

なぜルール変更をし、タイブレーク制を導入したのか。

タイブレーク制とは一体どういうルールなのか。

ここではタイブレーク制のルール、ルール変更した理由について紹介したいと思います。

タイブレーク制について

タイブレーク制のルールとは

延長戦に突入した場合、ノーアウトでランナーがいる状態から始まる事です。

高野連でも詳細は検討中との事ですが、第90回選抜高校野球大会からは延長13回から導入されるとの事です。

ランナーはノーアウト1、2塁からスタートする予定です。

 

ランナーがいる状態からスタートするので得点が入りやすく、決着が付きやすくなります。

タイブレーク制度は社会人野球の全国大会やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、U18(18歳以下)ワールドカップなどの国際大会でも導入されています。

タイブレーク制導入の理由

元々はメジャーリーグのように延長打ち切りのルールではなく、勝負が付くまで延長を続けていた高校野球ですが、延長15回で打ち切りとなり再試合をしていました。

しかし、選手の肘や肩など体への負担を考慮し、2018年の選抜高校野球大会から延長13回以降はタイブレーク制が導入されることになりました。

 

たしかに決着が付きやすくなれば長いイニング試合をする必要がなくなり、選手の体への負担を減らす事ができます。

 

タイブレーク制の試合が発生する確率

延長13回から新ルールのタイブレーク制が導入されるという事ですが、実際どのくらいの試合数が行われる事になるのでしょうか。

2000年から今までの甲子園で延長戦の試合があったのは131試合です。

そのうち延長13回に突入したのは21試合です。

 

過去の実績からするとルール変更後にタイブレーク制での試合にあるのは16%程です。

タイブレークに突入するケースはおおよそ2~3大会に1試合程になると思われます。

 

過去甲子園のルール変更

cherylholt / Pixabay

第1回(1915年) 夏の選手権大会が開催

第14回(1928年) ベンチ入り選手の人数を14人に設定

第19回(1933年) 中京商―明石中 大会史上最長の延長25回

第40回(1958年) 延長は18回で打ち切り、再試合をすることに決定

第51回(1969年) 三沢―松山商 初の決勝引き分けで再試合になる

第60回(1978年) ベンチ入り選手が増え15人になる

第73回(1991年) 沖縄水産・大野倫投手が決勝まで4連投する

第75回(1993年) 出場校投手の「肩・ひじ検査」開始になる

第76回(1994年) 検査で重い故障は投球禁止となり、ベンチ入り選手が16人に増える

第80回(1998年) PL学園―横浜 延長17回、松坂大輔投手が250球投げ切る

第82回(2000年) 延長は15回で打ち切り、再試合となる事に決定

第85回(2003年) ベンチ入り選手枠18人になり、準々決勝2日制で4連戦がなくなる

第88回(2006年) 早稲田実―駒大苫小牧 決勝引き分け再試合となる

第95回(2013年) 3連戦防止のため準々決勝を1日にし、休養日が設定される。

 

甲子園タイブレーク制導入のまとめ

第90回選抜高校野球大会から導入されるタイブレーク制。

延長13回からはランナーがいる状態から攻撃が始まると言う事になります。

これにより、決着が早く着きやすくなるので選手への体の負担が軽減されます。

 

過去の甲子園の延長戦データからすると、タイブレーク制が導入される試合になるのは2~3大会に1試合程になります。

ほとんど使用される事はない制度かも知れませんが、選手の体を考慮したルール変更だと思います。

限られた日数で限られた選手で試合をする甲子園では、こういった選手の体を大切にするルールは大切だと思います。

 

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