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メジャーリーグ暗黙のアンリトンルールを知らない日本人選手は危ない?!ルールブックに載っていない暗黙ルール紹介

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KeithJJ / Pixabay

メジャーリーグには野球のルールブックには載っていない暗黙のルールがあります。

アンリトンルールを知らないでプレーをしてしまうと、紳士的ではない等と思われ報復される対象となってしまいます。

2001年メッツで活躍した新庄剛志選手は、このアンリトンルールに反してしまい、翌日デッドボールを受けています。

このデッドボールは報復であるという説が濃厚と言われています。

プレイする側も知らなくてはいけない暗黙のルールですが、見る側も知っておいた方が良いルールだと思います。

今回はアンリトンルールについて説明したいと思います。

 

アンリトンルールについて

なぜアンリトンルールが存在するのか

前提としてメジャーリーガーはプライドが高く、チームが勝つために全力を尽くします。

それでも、惨めに三振したり、逆に特大ホームランを打ったりすることがあります。

接戦に勝利したり、大敗したりすることは常にありますが、顔をつぶされることだけは極端に嫌います。

恥をかかされたり、当惑させられたりするような行為には非常に厳しい報復が用意されているのです。

メジャーリーガー気質がアンリトンルールに大きく関係しているようです。

 

日本人メジャーリーガーが触れてしまったアンリトンルール紹介

デッドボールで謝ってはいけない

日本の野球ではピッチャーがデッドボールを投げてしまった場合、帽子を取って謝る姿がよくあります。

しかし、メジャーではこれがアンリトンルールなのです。

真剣に勝負してデッドボールになった結果なら謝る必要がないという事なのです。

松坂大輔投手がレッドソックス時代にデッドボールを当て、帽子を取り異様な雰囲気になった事があります。

 

大差でリードしている時3-0から打ってはいけない

味方が大差(6点以上)でリードしている時、カウント3ボール0ストライクからは打ってはいけません。

これは弱者に追い打ちをかける非紳士的行為とされています。

冒頭でも説明したとおり、2001年メッツ時代の新庄剛志選手は大差でリードしている時3-0から打ちに行きました。

打ちに行った結果は空振りでしたが、アンリトンルールに触れてしまったという事で翌日デッドボールを受けています。

このデッドボールは前日の報復ではないかと言われています。

 

完全試合継続中にバンドヒットを狙うな

完全試合などの大きな記録が掛かっている時にバンドヒットを狙う事は卑怯なプレイと判断されます。

2012年マリナーズでプレイしていた川崎宗則選手は完全試合継続中の試合でセーフティーバンドをします。

結果はわずかに及ばずアウトでしたが、この試合でホワイトソックスのP・アンバー投手は完全試合を達成しました。

もしもあのバントがヒットになっていたらどうなっていたのでしょうか・・・

 

まだまだあるアンリトンルール紹介

  • ピッチャーが三振を取った時など「ガッツポーズ」をしてはいけない
  • 大量リードをしている時に盗塁をしてはいけない
  • ホームランを打った時に立ち止まったり大げさなガッツポーズをしたりしてはいけない
  • 連続ホームランが発生した次の打者は初球を打ったはいけない
  • デッドボールを受けたら大げさに痛がってはいけない
  • 投手はその回の途中で交代になった場合、すぐにベンチ裏に行ってはいけない
  • 味方投手がノーヒットピッチングをしている時は話しかけてはいけない
  • 乱闘になった場合はバットなどを使用せず、素手のみで行うこと
  • 報復のデッドボールをするときに頭を狙ってはいけない
  • 勝った時に相手チームや相手チームのファンがいる前で大げさに喜んではいけない
  • 打つ時に足場を固めてはいけない

 

アンリトンルールのまとめ

野球のルールブックには記載されていないアンリトンルール。

日本人メジャーリーガーもアンリトンルールに触れてしい報復を受けたりしています。

こうみると暗黙のルールはかなり多く存在します。

アンリトンルールの内容をみると顔を潰される事を極端に嫌うメジャーリーガーの気質が分かります。

また、アンリトンルールを覚え野球観戦をするとまた一つ違う楽しみ方が出来ると思います。



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