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プロ野球選手になるには 仕事内容や一日の生活 給料・年収・収入、ドラフト会議やプロテストについて

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野球をしている人ならば多くの人が目標にしているのがプロ野球の選手になる事です。

ドラフト会議で毎年100名近くの人がプロ野球選手になっています。

 

しかし、その反面100名近くの人がプロ野球選手を引退(クビ)になっているのです。

プロ野球選手の平均在籍年数は7年程と言います。

プロ野球選手になることは大変な事ですが、さらに大変なのはプロ野球選手になって活躍しなくてはいけない事です。

プロ野球選手になったとしても、活躍できなければ生活できない厳しい世界です。

 

ここではプロ野球選手について紹介したいと思います。

プロ野球選手について

プロ野球選手とは

日本野球機構(NPB)に加盟するプロ野球球団と契約した選手のことです。

毎年2月から11月末までのシーズン中に行われるペナントレースに出場します。

シーズンオフは体作りの為に自主練習をしたり、キャンプや紅白戦などを行ったりします。

 

球団の経営は球場に見に来てくれるお客さんのチケット代や、グッズを購入してくれるファンがいて成り立つ部分が大きいので、ファンサービスも重要になります。

また、人気の選手だとテレビのCMや雑誌に出たりもします。

 

プロ野球選手の給料

「年棒」という形で給料を貰っていて、1カ月ごとに年棒を12で割った金額が振り込まれる様になっています。

毎年シーズン終盤になると契約更新を行い、その年の成績などにより来年の年棒が決まります。

 

1億円以上貰っている選手もいれば、数百万の選手もいたりその幅はかなりあります。

個人タイトルを獲ったり、球団への貢献度が高い場合などは給料は上がりますが、活躍が出来なかったり怪我などをしてしまった場合は年棒が下がる事があります。

給料は自分の実力次第といった厳しい世界なのです。

高額の収入が期待できるのは、1軍登録選手のみでレギュラーにならないといけません。

2軍選手となるとサラリーマンとあまり変わらず、高額な収入が期待できる訳でなありません。

 

また、3年や5年といった感じで複数年契約を結んだり、インセンティブ契約という成果に応じたボーナスが支払われる仕組みあります。

 

プロ野球選手の1日

公式戦のシーズンは4月から10月の7カ月間です。

その間に自分達のホームグラウンドで試合をしたり、相手チームのグラウンドに遠征し試合をしたりします。

ホームグラウンドで試合をするか遠征先で試合をするかにより1日の流れは変わってきますし、試合が昼間にあるのか夜にあるのかでも変わってきます。

 

ナイターゲームがある場合は

  • 10:00 起床
  • 12:00 球場へ
  • 13:00 ウォーミングアップや練習
  • 16:00 ミーティング
  • 18:00 試合開始
  • 21:00 試合終了
  • 23:00 帰宅

といった感じです。

 

昼間に試合がある場合は当然起床時間も早くなります。

試合の時間によって1日のスケジュールは変わってきます。

 

プロ野球選手引退後は?

プロ野球選手を引退した後は、プロ野球のチームの監督やコーチになったりするケースがあります。

中には、アナウンサーや解説者など野球に関わる仕事をする人もいます。

一般企業への就職や、自営業をする人は全体の4分の1程という事です。

 

しかし、実力がなかったり怪我でクビになってしまった人は、引退後の進路はかなり厳しくなると思います。

ピッチャーであったらバッティングピッチャーとしてチームの裏方になる場合もありますし、捕手であればブルペンキャッチャーとして仕事をする場合もあります。

そういった形でクビになったあとも、すぐ仕事がある場合はまだよいかも知れませんが、そうではい人は1から仕事を探さなくてはなりません。

 

今まで野球ばかりしていた人が、野球以外の事をやるというのは難しいかも知れません。

 

プロ野球選手になるには

ではどうすればプロ野球の選手になる事が出来るのでしょうか。

 

プロ野球選手になるという事は、野球をしている多くの人が目指す目標ですが、多くの人がプロ選手にはなれない厳しい世界です。

プロで通用する実力があったり、プロに入ってかも十分に成長するという将来性がないとプロには入れません。

 

具体的にプロ野球選手になる方法は

  • ドラフト会議で指名を受ける
  • プロテスト受ける

それでは詳しく見ていきましょう。

 

ドラフト会議で指名を受ける

各球団には有望な選手を探す「スカウトマン」がいます。

そのスカウトマンに目を付けてもらいドラフト会議で指名を受けなければなりません。

スカウトマンの目に留まるには試合で活躍しなくてはなりません。

 

高校野球で甲子園出場を果たし、レギュラーとして試合に出たりするとスカウトマンにチェックされると思います。

ピッチャーであれば速い速球が投げれたり、鋭い変化球がありコントロールが良いなど、バッターであれば足が速く長打力があるなど他の人には無い特徴をアピールする事ができればドラフト候補としてピックアップされる事になると思います。

 

高校野球ではあまり結果を出す事ができず、大学野球で伸び結果を出しプロになった選手も多くいます。

あまり名前が知られていない地方の大学でも活躍する事により、ドラフトで指名される可能性は十分にあります。

 

また、独立リーグやクラブチームからプロ野球選手になる人もいます。

独立リーグの選手は、給料をもらいながら試合をし、シーズンオフは地元企業などで働きながら練習しています。

プロ野球球団には「育成枠」という枠があり、独立リーグの選手を育成ドラフトで指名することも多くなっています。

社会人のクラブチームからドラフト指名される人もいます。

 

プロテストを受ける

ドラフトで指名を受けられなかった場合は、球団が行うプロテストを受ける方法があります。

応募は自ら行い、1次テストでは身体検査や体力テスト、2次テストではピッチングやバッティング、守備などの実践を行います。

年齢制限や身長など応募条件をクリアしていれば誰でも受ける事が出来ます。

 

このテストで合格する事ができれば、プロ野球選手としてドラフトで指名される事になります。

プロ野球をクビになった選手ももう一度プロで野球をするためにプロテストを受ける選手は多くいます。

 

プロ野球選手の仕事まとめ

プロ野球選手になるにはドラフトで指名されるか、プロテストで合格しなくてはなりません。

もちろんどちらも難しい事で誰もがなれる職業ではありません。

実際にプロ野球選手になれる確率は1%もありません。

 

詳細はコチラで紹介しています。

➡プロ野球選手になれる確率は1%もない!簡単に理解できる具体的な数字で表してみた

 

さらにプロ野球選手として活躍するとなると、それは限りなく少ない可能性となります。

給料も自分の能力で上がったり下がったりする世界ですし、順調に活躍していても怪我をしてしまい今後プレイできなくなる事だってあります。

しかし、それでも多くの人が目指すのがプロ野球で、それほどまでに魅力を感じる世界なのです。

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