プロ野球選手の打ち方

横浜DeNA『宮崎敏郎選手』首位打者獲得のバッティング極意 ヒットゾーンやインコースの打ち方、三振数について

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2017年横浜DeNAの宮崎選手は打率.323でセ・リーグの首位打者となりました。

しかしこれまでの宮崎選手は、首位打者はおろかレギュラーにさえ定着していませんでした。

そんな選手がヒットを量産し、首位打者を獲得しました。

 

一体なぜレギュラーにさえ定着しなかった選手が首位打者を獲得できたのでしょうか。

 

宮崎選手は

「打てると思ったところが僕のストライクゾーン」

「インコースの方がライトに打ちやすい」

と言います。

 

球界に突如現れてヒットメーカー宮崎選手の打撃の極意を紹介したいと思います。

宮崎敏郎選手について

プロ入りまで

1988年12月12日生まれの宮崎選手は、右投右打で佐賀県唐津市出身です。

佐賀県立厳木高等学校では、1年生の春から投手でベンチ入りしました。

2年生の夏からピッチャーで4番として活躍し、公式戦で通算24本塁打を放ちましたが、甲子園への出場はありませんでした。

 

大学は日本文理大学へ進学しました。

大学では1年生の秋から三塁手のレギュラーに定着し、九州大学野球のリーグ戦では首位打者を2度獲得しています。

他にも、3度のMVPやベストナインを獲得しました。

2年生から2年続けて全日本大学野球選手権に出場し、3年生の時には、5番打者として、チームのベスト8進出に貢献しました。

4年生の時にはキャプテンをしています。

 

大学卒業後はセガサミーへ入社しました。

硬式野球部では、打線で1番や3番を任され、2年目からはチーム事情で二塁を守っていました。

2012年のドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから6巡目で指名を受けて、横浜DeNAに入団しました。

 

プロ入り後

プロ1年目のキャンプで怪我をしてしまい、開幕1軍入りを逃しました。

1軍の公式戦には33試合出場し、打率.250、本塁打2本、打点5を記録しています。

 

プロ入り後は1軍と2軍を行ったり来たりしていましたが、2016年からスタメン起用が増えてきました。

規定打席には到達しなかったものの、スタメン起用が83試合となり、打率.291、11本塁打、36打点とプロ入り後自己最高の成績を記録しました。

プロ入り後4年間の成績は

2013年

  • 試合数33 打率.250

2014年

  • 試合数5 打率.154

2015年

  • 試合数58 打率.289

2016年

  • 試合数101 打率.291

 

2017年は開幕から5番打者として出場しました。

4月中旬に怪我で離脱しましたが、5月3日のジャイアンツ戦から復帰しました。

6月11日の西武ライオンズ戦で初めて規定打席に到達し、打率.327でリーグ2位となりました。

 

広島戦での、筒香選手、ロペス選手、宮崎選手の3者連続ホームランでのサヨナラ勝ちは多くの人の記憶に残っていると思います。

 

シーズン中盤から打率首位になると、最終打率.323でセ・リーグの首位打者を獲得しました。

セ・リーグの3塁手としてベストナインにも選ばれています。

 

首位打者獲得の極意

ストライクゾーンが広い

宮崎選手のストライクゾーンは通常より広く、打てると思ったところが自分のストライクゾーンと言います。

通常のストライクゾーンよりも1枠広いゾーンが宮崎選手にとってのストライクゾーンです。

そのゾーンに対しても打ちに行く意識と、それをヒットにできる自信があると言います。

 

宮崎選手のボール球を打った時の打率は.296です。

この打率はセ・リーグの中ではダントツ1位の数値になります。

 

2017年セ・リーグ ボールゾーン打率

横浜DeMA 宮崎選手 .296

横浜DeNA 筒香選手 .276

広島カープ 安部選手 .241

阪神タイガース 糸井選手 .235

読売ジャイアンツ マギー選手 .229

 

シーズン中の宮崎選手のバッティングを見てみると、たしかにボール球でも打ちに行きヒットにしています。

ピッチャーからしてみると、ストライクかボールか際どいコースでも、宮崎選手からしてみると際どいボールでもヒットと出来る球となります。

 

三振が少ない

宮崎選手が首位打者を獲得した理由の1つに三振が少ない事があります。

宮崎選手の三振数は47になります。

 

規定打席に到達したセ・リーグの選手の三振数

  • 阪神タイガース 鳥谷選手 三振数62
  • 阪神タイガース 糸井選手 三振数62
  • 読売ジャイアンツ 小林選手 三振数64
  • ヤクルトスワローズ 中村選手 三振数65

になります。

宮崎選手の三振数47は飛びぬけて少ない数値という事がわかります。

 

三振が少ない理由は、ツーストライクと追い込まれた時に、ミートポイントをボール1個~2個分キャッチャー寄りに近づけているという事です。

それにより、ボールを長く見る事ができ、選球眼もボールの見極めも良くなっているという事です。

 

また、ツーストライクと追い込まれると右方向へのバッティングを心掛けています。

宮崎選手はライト方向に打った方が、ヒットになる可能性が高いと言う考えを持っています。

 

インコース打ちについて

インコースを打つ時にタイミングが遅くなると、ボールに差し込まれヒットになる確率が下がってしまいます。

 

しかし、宮崎選手はインコースの方がライトに打ちやすいと言います。

インコースを打つ時は、ボールの左側を見てバットを内側から出すイメージで打っています。

強引に行き引っ張るとゴロになってしまうので、ボールの左側を見てライトに打った方が打ちやすいという事です。

 

そして宮崎選手独自の感覚なのが、当たった瞬間にライト方向にボールを滑らせるという感覚です。

ボールを捉えバットで、捉えたらボールを滑らせ、滑らせたところで弾くとライト方向に飛んで行くという事です。

 

この感覚が打つポイントを近くする事ができ、三振が少ない理由に繋がっています。

 

セ・リーグのツーストライク後の打率

  • 横浜DeNA 宮崎選手 .256
  • 阪神タイガース 糸井選手 .255
  • 中日ドラゴンズ 大島選手 .242
  • 広島カープ 安部選手 .240
  • 読売ジャイアンツ 坂本選手 .238

となっており、宮崎選手がリーグトップを誇っています。

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横浜DeNA『宮崎敏郎選手』首位打者獲得まとめ

今までレギュラーにも定着していなかった宮崎選手ですが、2017年は開幕から5番打者として出場し首位打者を獲得しました。

 

宮崎選手が首位打者を獲得できたのは

  • ヒットゾーンが広くボール球でもヒットにする事ができる
  • 三振が少なく、インコースをライトに打てる

という事が大きかったと思います。

 

三振数47と言う数値はリーグで一番少なく、ボールゾーンの打率は.296とリーグで一番良い打率を残しています。

2018年も宮崎選手の活躍に期待したいと思います。

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