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投手のクイックモーションを速くするコツは?キャッチャーミット到達タイム最速0.99秒の名投手から極意を学ぶ

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野球における投手のクイックモーションは盗塁を阻止するために必要な投球フォームです。

一般的には投球フォームに入り、キャッチャーミット到達までのタイムは1.25秒以内と言われています。

 

ロッテ、中日、読売と中継ぎ、セットアップとして活躍した前田幸長投手はこのタイムが0.99秒という史上最速のクイックの使い手と言われています。

前田投手のクイックモーションを周囲からはスーパークイックと名付けられる程でした。

 

ここでは史上最速と言われる前田幸長投手のクイックモーションを紹介したいと思います。

前田幸長投手のクイックモーション

デメリットは投球動作が小さくなるため、球速が落ちてしまうと言われています。

どんなに素早いモーションで投球しても球速が落ちてしまっては意味がありません。

 

盗塁を阻止するのに必要なタイムは3.3秒程と言われています。

クイックモーションが1.25秒、キャッチャーの送球が1.90~1.95秒、タッチが0.1秒です。

前田投手の場合はこのクイックモーションが0.99秒という事です。

一般の投手よりも0.25秒程速いタイムで投げる事が出来るので、盗塁はほぼアウトにする事が出来るのです。

 

クイックモーションの方が速かった

現役時代の前田投手のクイックは、一時期クイックの方が速かった時期があると言います。

体をうまく使わないとスピードがガタッと落ちてしまいます。

体をうまく使う事ができればスピードも変わらないと言う事です。

 

打者を抑えるためのクイックに進化

基本的にクイックモーションと言えば盗塁を阻止するために行うフォームですが、前田投手は打者を抑えるためにも使用していました。

打者を抑えるために使用したというより、打者を抑えるためのクイックとして進化していったという事です。

これを武器にできたのは、プロ入団後10年程してからになります。

入団投手は速球や変化球のキレである程度は打者を抑える事が出来ていました。

 

しかし、プロ入り10年もすると球威が落ちてきます。

勢いだけではバッターを抑えられない時期が来たと自覚し、磨き上げたのがクイックモーションでした。

 

そのクイックモーションは盗塁を阻止するだけではなく、打者へのタイミングを外す武器となりました。

このクイックが前田投手の野球人生を伸ばしたと言っても過言ではないと思います。

 

史上最速のクイックの極意

クイックモーションで大切な事は、球威を落とさないと言う事です。

せっかく素早いモーションで投げても球威が落ちてしまったら意味がありませんし、球威が落ちてしまったらヒットを打たれてしまう可能性も高くなります。

 

ではどうすれば球威を落とさないクイックが出来るのでしょうか。

 

体をひねる

クイックの極意には体をひねる事にあります。

体をひねらないとスピードは落ちてしまいます。

通常のモーションでは足を上げる事で自然とひねりが生まれています。

 

しかし、足を上げないクイックモーションはひねりが生まれにくいです。

ひねりを生み出すポイントは、投げる時に踏み出す足の親指をセカンド方向に向ける事です。

 

こうする事により、腰にひねりができ力強いボールを投げる事が出来ます。

バランスよくリズムよくタイミングが合えば球威は落ちにくいという事です。

 

ランナーを気にしなくなる?

クイックモーションが速くなるとランナーは走ってもアウトにしやすくなります。

そのため、ほとんどランナーを気にせず投球する事が出来ます。

前田投手はランナーはほとんど走らないので、牽制球もあまり投げなかったという事です。

 

ランナーがいつもしているリードから牽制をしないという前提でスーパークイックをした場合、絶対にアウトになると言う程、前田投手はスーパークイックに自信を持っています。

それほど、キャッチャーミットまでの到達時間が短いという事は盗塁を阻止できる可能性が高くなるという事なのです。

 

クイックモーションの極意まとめ

盗塁を阻止するのに必要なタイムは3.3秒、足の早いランナーで3.2秒と言われています。

ピッチャーのクイックモーションは投球フォームに入ってからキャッチャーミット到達までの時間が1.25秒以内と言われています。

前田投手はこのタイムがなんと0.99秒という恐ろしく早いタイムなのです。

このスーパークイックならランナーはほぼ盗塁をしないので、ランナーを気にせずバッターに集中できたと言っています。

 

クイックモーションをして球威を落とさないポイントはひねりを作る事です。

通常のセットポジションは足を上げて投球するので、その時にひねりが生まれます。

足を上げないクイックモーションはひねりが作りにくいので、踏み込む足の親指をセカンドベースに向けるように内側にひねります。

 

こうする事により、投球モーションにひねり動作が生まれ球速が落ちないクイックが出来ると言う事です。

前田幸長投手のクイックの極意を是非試して見てください。

 

クイックモーションの歴史についてはコチラで紹介しています。

➡【野球】クイックモーションの歴史と始まり すり足クイックの誕生が現在の原形となる

 



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