プロ野球選手の打ち方

フルスイングを貫く吉田正尚選手(オリックス)の秘密は日本人離れした腰の使い方にある

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オリックス・バッファローズの吉田正尚選手のフルスイングには球場全体がどよめきます。

練習では強いスイングをする選手は多くいますが、試合で相手投手が抑えようとして投げる球に対してあそこまでのフルスイングが出来るのは魅力的です。

侍ジャパンに呼ばれる可能性も十分にある選手だと思います。

 

体はけっして大きな選手ではありませんが、かなりの飛距離を飛ばしています。

そんなフルスイングする吉田選手には、日本人離れした腰の使い方に秘密がありました。

ここでは吉田正尚選手について紹介したいと思います。

吉田正尚選手について

福井県出身の吉田選手は右投左打の外野手です。

身長173㎝、体重87㎏と決して大きな体ではありませんが、観客を魅了するフルスイングで右にも左にも強い打球を打てる長距離ヒッターです。

大学時代は日本代表の4番を務めています。

ドラフト1位指名で入団

2015年のプロ野球ドラフト会議でオリックスから1巡目で指名を受けています。

契約金は1憶、年棒1,500万(推定)という最高の条件で入団しています。

春季キャンプ前の新人合同自主トレーニングで左ふくらはぎの筋膜炎を発症してしまい、春季キャンプは二軍でスタートしました。

8月18日の日本ハム戦でプロ初のホームランを放ち、シーズンが終了するまでに10本塁打を放ちました。

オリックスの新人選手による本塁打2桁は、31年振りとなりました。

 

2017年からは糸井選手のFAの穴を埋めるべく、レギュラー外野手候補として周囲から高い期待を寄せられました。

しかしオープン戦の終盤に腰痛が再発してしまい、後の診察で急性筋性腰痛の発症が判明したため、開幕一軍のメンバーから外れました。

その後1軍に復帰してから2年連続の2桁本塁打を達成しています。

 

特徴的なフルスイング

周りの選手と比べると一回り小柄な体形ですが、そのフルスイングは凄まじくファンを魅了します。

特大ホームランを放ち、小さな体で打線の中心を担います。

多少バットの芯を外れてもホームランにされそうなフルスイングは、ピッチャーからしてみたらかなり怖い所です。

フルスイングというスタイルを変えるつもりはなく、フルスイングしか出来ないスタイルなのです。

 

吉田正尚選手のスイングの秘密

腰の使い方について

吉田選手のフルスイングの秘密には、日本人離れした腰の使い方にあります。

普通の選手は腰が先に回り、肩が回るスイングをしていますが、吉田選手の場合は肩が先に動き、腰が回転してきます。

吉田選手は普通の選手と比べると回転する順番が逆なのです。

腰の回転量も普通の選手は一定ですが、吉田選手の場合はボールを捉える直前まで動かさず、打つ瞬間に一気に回転させています。

腰の爆発力が並外れたフルスイングを生んでいるのです。

 

メジャーリーガーの一流スラッガーと同じ腰の使い方

メジャーリーグでホームランを量産したハリー・ボンス選手やケン・グリフィーJr.選手と同じ腰の使い方をしています。

フォームを比べてみると驚くほど似ています。

日本の選手は腰から回転し徐々に加速していくスイングをしていますが、肩から動き始め一気に腰を回転させる打ち方はメジャーのホームランバッターと同じ打ち方なのです。

 

腰への負担

吉田選手のフルスイングは腰への負担が大きくかかります。

パフォーマンスを高めている腰の使い方ですが、フルスイングは腰への負担も大きく怪我の危険性も高くなってしまっています。

2017年の開幕は腰の痛みにより、1軍でのスタートができませんでした。

体への負担はかかるが、本人はそのフルスイングを変えるつもりはありませんでした。

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吉田正尚選手のフルスイングまとめ

ファンを魅了する吉田選手のフルスイングの秘密は日本人離れした腰の使い方にあります。

普通の選手は腰から動き始め肩が動きますが、吉田選手は肩から動き始め腰が動きます。

 

腰を回転する量も普通の選手は平均的に指導しますが、吉田選手の場合はボールを捉えるまで腰を動かさず打つ瞬間に一気に動かします。

そのため爆発的な力をボールに与える事が出来ます。

 

しかし、そのフルスイングは諸刃の剣で腰への負担を大きくさせてしまっています。

打ち終わった後に左手を離す事で腰への負担を減らすなど試行錯誤していますが、今後も腰への負担が心配なところです。

 



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